札幌の皮膚科専門医/美容皮膚科 女医 日景聡子です。

 

 

美容相談の場合、「シミ」「たるみ」など特定の目的でいらっしゃる方が多いのですが、最近お話ししていますと「機械」「注射」と治療方法から選ぶ方も多いようです。

 

 

「機械で何ができるか」「注射で全部改善させたい」というような感じです。

 

 

機械で言いますと、例えばたるみ治療に使っているウルトラセル(超音波の機器:ハイフ(HIFU)の1つです)のお話をしますと「機械の治療ってことは、シミにも効くんですよね?」とご質問を受けます。

 

 

たるみ治療でヒアルロン酸注入のお話をしますと、「注射ですか?あ、私ダーマペンやってみたかったんですよね、ダーマペンってたるみにもいいんですか?」と聞かれます。

 

 

機械も注射も様々な種類があって、それぞれで得意なことやできないことがあるんですよね。

 

 

 

 

ウルトラセルは「深いところ(皮下脂肪~表情筋の深さ)に熱を入れる」のを得意としていますが、色に特化した治療ではありません。

 

 

超音波が焦点を結ぶ深さで決まるので、シミがあってもなくても関係ありません。

 

 

一方、シミ治療のレーザーは茶色によく反応しますが、熱の届く範囲は深くても真皮までです。

 

 

レーザーを顔全体にかけていくジェネシス、トーニング、レーザーシャワーと呼ばれるような方法も、真皮までをターゲットとしています。

 

 

 

針を用いた治療には、水光注射、ダーマペン、ニードルRFなどいろいろありますが、主に顔全体に用いることで皮膚の凹凸を改善させたり(毛穴・ニキビ跡など)、肌質・キメを中心にアプローチしていきます。

 

 

1本1本の針がとても小さく、顔に無数の細かい穴を開ける治療で、目的に応じて針の刺さる深さを0.2~3mmなどと変えて、一緒に使用する薬剤を工夫します。

 

 

顔全体に細かく針をスタンプするような感じです。

 

 

こうした治療は、大まかな表現になりますが、肌の表面を整えるものですね。

 

 

以下、Instagramにも載せている写真です。(ちょっと見づらいかもしれません。Instagramもどうぞ。

 

 

 

 

たるみ治療でのヒアルロン酸注入は、針を入れる層が主に皮下組織から骨の直上にかけてです。

 

 

皮膚の厚みにもよりますが、顔の皮下脂肪・表情筋の層が皮膚から5mmくらいと言われていますので、水光注射やダーマペンよりも深い層だということがわかりますよね。

 

 

顔の気になるポイントにヒアルロン酸を入れていきますが、年齢とともに痩せてきた骨格や脂肪を補い、皮膚の下の土台を整える治療です。

 

 

 

 

このように、「機械」「注射」と一言でいってもその種類はさまざまで、ターゲットにするもの・層が違ってきます。

 

 

機械だけ・注射だけで全てのお悩みにアプローチするということはできないんですね。

 

 

最近は、インターネットなどで事前に情報収集してから診察にいらっしゃる方も多いのですが、1つの治療のみ(治療名指名)では限界があるということはお伝えしています。

 

 

複数のお悩みの場合、複数の治療法・アプローチが必要になってきます。

 

 

ご自身の治療が何を目的に行われているのかということを、(専門知識レベルでなくても)知っておくことはとても大切だと感じています。

 

 

もちろん、「注射が怖い」「まずは機械から」という方も多いですので、ご本人のご希望に沿ってご提案していくという方針は変わりません。

 

 

それぞれの治療の特徴、できることとできないことについて、きちんとご説明してから治療に入っていきます。

 

 

今日は、近頃ご質問の多かったことに関して、記事にしてみました。

 

 

ご参考になさってくださいね^^

 

 
【関連記事】
 
★お知らせ★
今後、ご予約を考えていらっしゃる方は、こちらの記事をご確認のうえご連絡いただけますと幸いです。

 
==================
ダウンバナーをクリックして下さいね!ダウン