こんばんは、日景聡子です。
今日はクリニックで仕事でしたが、
(月曜日の祝日も診療しているんですよね)
すごく多かったのが虫刺されです。
ずっと雨だった札幌も
週末に少しだけ晴れ間があって
皆さんお出かけだったんでしょうし、
祝日に空いている皮膚科が少なくて
市内全域から来たのもあると思いますが…
虫刺されって案外侮れないんですよね。
虫に刺されて腫れがひどい!という方へ
今日はちょっとしたコツを。
冷えピタ®️や湿布は貼らないで
患部を診察しようとすると、
腫れた場所に「冷えピタ®️」などを貼っている方が結構いらっしゃいます。
炎症を起こしている皮膚にこういったものや湿布を貼ると、
かぶれのリスクが高くなります。
実際、虫刺されで腫れた場所から一回り大きく
四角い形で赤みが出ていることも。
貼ったものにかぶれちゃってるんですね。
冷えピタ®️は、風邪などで熱が出た時に
「正常な状態の皮膚」に貼るものなんです。
↑熱を冷ますためにおでこに貼りますよね。
虫刺されやヤケドなどで冷やす時は、
食品の保冷剤を凍らせてガーゼなどにくるむか、
氷をジップロック®️みたいなものに入れて、
皮膚にそっと当てるといいです。
(長時間当てっぱなしは凍傷になりますので、
位置を少しずつずらしながら休み休み当てて下さいね。)
食品について来た保冷剤、
捨てずにとっておいて凍らせておくと役立ちます。
急な虫刺されやヤケド、ひどくなったら皮膚科で対処できますが、
おうちでの冷やし方に気をつけて下さいね。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。