こんばんは、日景聡子です。
アウトドアシーズンを迎え、
ハチに刺されたー!という方もちらほら出てくる季節ですね。
ハチに刺されたら、大慌てで皮膚科に来ると思います。
しかし、皮膚科はどこへ行っても2時間待ち…
ということも少なくありません。
待っている間に、ん?刺されたところ以外に発疹が…
これ、危険なサインかもしれません。
ハチに刺された場合、アナフィラキシーショックという命に関わる状態になることもあります。
刺されて1時間以内に、刺されたところ以外にも「ミミズ腫れ」が出てきたとか、
(じんましんですね)
フラフラする、呼吸が苦しいとか…
そんな時は遠慮せずに
スタッフの方へ申し出てください!
「ハチに刺されて、じんましんが出てきました」
「ハチに刺されてから呼吸が苦しいです」
実は私、山が近くにある地方都市の病院で働いていた時にこの状況を経験したんですね。
皮膚科の待合でぐったりされている方を
スタッフが発見して連れてきたのです。
血圧が下がり、意識がもうろう…
ショック状態になっていました。
幸い総合病院だったので、
他の科の先生方が駆けつけてくださり
事なきを得ましたが。
私も冷や汗をかきました。
その病院に皮膚科医は私だけだったので
通常診療はストップしましたが、
命に関わる大きな出来事でした。
ハチに刺されてから具合が悪くなったという方は結構います。
我慢しないで伝えることが大事です。
逆にもしそんな場面に遭遇したら
「自分の方が先に来たのに」
「余計に待ち時間が長くなる」
と思う気持ちを抑えて、
状況を察していただけると有難いです。
黒や花柄の服、香水は避けましょうと言われますが、
整髪料にも注意が必要です。
結構ハチが寄って来ます。
(アメリカにいた時、どうして私だけにハチが寄って来るのかと思ったら、
香りの強いヘアスプレーのせいでした。
そして、髪が黒いことも一因だったようです。)
ハチに刺されないような工夫も大事ですが、
もし刺されてしまったら、
今日の話を思い出して下さいね。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。