札幌の皮膚科専門医/美容皮膚科 女医 日景聡子です。
 
 
マスクをしたまま汗をかく季節になり、ニキビに悩まされる患者様が増えていますよね。
 
 
顎だけでなく額にもニキビが増えやすい時期です。
 
 
今日は、私自身のニキビのお話を。
 
 
実は私、何ヶ月かに1回似たような悪夢?を見ます。
 
 
場面はいつも同じで、数学の問題を前に苦戦しているのです。
 
 
高校時代に数学が苦手だった私は、その時のトラウマを今でも引きずっているみたいなんですね。
 
 
(医学部を目指すのに数学が苦手というのは致命的で、相当なプレッシャーだったのだと思います。)
 
 
高校時代、模試の最中にニキビを潰していました。
 
 
特に数学でわからない問題を前にすると、おでこを触ってしまっていて。
 
 
ふと顔を上げると、試験監督の大学生がティッシュを差し出してくれていたこともありました。
 
 
気づかないうちにおでこが血だらけになっていたんですね。
 
 
あれから20年経ちましたが、私のおでこにはニキビ痕(あと)があります。
 
 
普段は前髪で隠れていますが、皮膚の表面がデコボコしているんです。
 
 
↑こんな感じですね。
 
 
何も考えずにストレス任せに潰してしまったこと、とても後悔しています。
 
 
ニキビを潰すと痕になることが多く美容医療の対象になりますが、ひどい場合は現代の技術をもってしても完全に治すのは難しいです。
 
 
私は何種類かのレーザー治療をして改善し、額にボトックスを打つようになってからは更に目立たなくなったので、メイクをしている分には支障ありませんが…
 
 
(ボトックスは、表情を作った時に額に入る横ジワのための治療ですが、毛穴を目立たなくする作用もあります。)
 
 
高校を卒業して20年経ちますが、ニキビ痕は治すのが大変だということを身をもって実感しています。
 
 
 
 
私の高校時代はニキビの塗り薬が1種類しかなく、あとはとても苦い漢方をオブラートに包んで飲んでいました。
 
 
それでも効果がなく、ミョウバン水を付けてみたり、いわゆる民間療法も試しました。
 
 
今は塗り薬の数や種類が増え、苦みを抑えた漢方も広く知られるようになってきています。
 
 
漢方の飲み方は、こちらでお伝えしていますよ^^
(ちなみに私は、小指の爪より大きい錠剤が大の苦手なので(笑)、漢方は粉派です。)
 
 
「ニキビは青春のシンボル」「死なないんだし皮膚科に行くほどでない」と思われがちですが、ニキビ痕を残さないためにも早めに治療を受けていただきたいなと思っています。
 
 
夢の中の私は毎回数学の問題に悩んでいるのですが、ニキビは潰していなくて、その点だけは進歩しているみたいです(笑)
 
 
ニキビを潰しちゃいけないって20年前にちゃんと知っていれば良かったな…
 
 
でも、ニキビに悩んだことで皮膚科医になろうと思ったので、人生塞翁が馬なのかもしれませんね。
 
 
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