こんにちは。 札幌出身の皮膚科専門医/美容皮膚科女医のSatokoです。
お陰様で、ブログの認知度が少しだけ上がったようです。
(アナーバー限定?)
そんな中、普段あまりお話しする機会のなかった方から、
「さとこさんって、美容専門なんですか?」
と聞かれました。
いえいえ、違います
アナーバーに住んでからというもの、
ミシガン大学皮膚科に美容の勉強をしに行ったり、
美容講座を共同企画したりしていることで、
美容のイメージの方が強くなってしまっていますが、
もともとは、皮膚の病気を診る皮膚科医です。
というか、今もそうです。
アメリカでは日本の医師免許が使えないので、
あまり病気のご相談には乗っていません。
疾患にもよりますが、最終的な責任を取れないことから、
安請け合いはしないと決めているのです。
それが、私なりのプロ意識でもあります。
それ故に、ブログでも美容の内容が多くなっておりますが、
一般皮膚科(皮膚疾患を扱う皮膚科)を軽んじているわけでは決してありません。
むしろ、逆です。
ミシガン大学で勉強して強く感じたこと。
それは、美容皮膚科は一般皮膚科の延長だということです。
もちろん、扱う疾患や治療機器は異なりますが、
医療としての安心・安全に基づき、
プロとしての正確な診断があって初めて、
満足の行く結果がついてくるのだと感じています。
美容医療というと、
値段が高くて、よくわからないし、
「最終的に駆け込む、何となくキラキラした世界」というイメージもありますが、
「保険診療の限界をサポートする、確かな医療技術」です。
ブログの自己紹介が、皮膚科専門医/美容皮膚科医になっているのは、
そういった思いからです。
私はそう考えています。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。