こんにちは。 札幌出身の皮膚科専門医/美容皮膚科女医のSatokoです。

 

アメリカに来てから、

カメラの勉強をしています。

 

もともと仕事柄一眼レフを持っていたのですが、

(患者様の記録写真を撮るためですね)

 

患者様の経過写真というのは、

一眼レフの持ち味である

「ボケ」を許さない撮り方です。

 

例えば、腕のほくろの写真。

ほくろだけにフォーカスが合っているのは

良い写真ではありません。

 

ほくろのアップの写真も、

位置がわかるように引いた写真も、

写真全体にきちんとピントが合っていないとダメなんですね。

 

皮膚科医になりたての頃、

腕の輪郭や背景がぼやけていて、

上の先生によく怒られたことを思い出します。

 

そのため、F値については勉強しましたが、

それ以外がイマイチわかっていませんでした。

 

 

 

仕事とは違う、一眼レフの使い方

 

アメリカに来て、広い空や動物、

綺麗な景色や子どもの写真、

 

プライベートで撮りたいものがたくさんあり、

時間を見つけては撮っていました。

 

特に、一眼レフ独特の「ボケ」を出すことで

食べ物が美味しく見えますラブ

 

↑美容講座を一緒に開催するケーキの先生のスフレですチョコカップケーキ

 

ただ、カメラが重いのが難点で、

最近またサボりがちです。

 

冬は家で過ごすことが多いので、

Photoshopの勉強をすることとし、

今まで撮りためた写真を

加工することにしました。

 

まだ勉強し始めたばかりですが、

こんなことまでできるんだー!!

驚きの連続ですびっくり

 

写真に入り込んでしまった人物を、

自然に消し去ることもできるんですね。

 

今まで写真を撮る時は、

写りこむ人ばかり気にしていましたが、

今度からは、遠くにいる細かい人たちを気にせず、

ベストショットを狙いに行けそうですカメラ

 

 

写真写りを気にする時代は終わった?!

 

ちなみにこの技術、顔のシミを取る時にも使われるそうです。

 

雑誌に出ている女優さん、

高性能カメラでのアップにもかかわらず、

シミどころか毛穴一つも見当たらないですが…

 

そりゃそうだよねと。

 

この技術を使えばイチコロですね。

 

調べてみると、スマホでも

写真加工アプリがあるそうです。

 

Photoshopほどの性能ではないでしょうが、

気に入らない部分を消してくれますね。

 

写真写りに関しては、

シミやシワを気にする時代は終わったのかもしれません。

 

美容皮膚科に興味を持ったきっかけをお聞きすると、

「久しぶりに撮った写真を見て、シワ増えたなあと…」

というようなお話を耳にしますが、

 

写真加工の技術を使うことで

記念写真に悩まなくなるのであれば、

ある意味美容皮膚科泣かせなのかもしれません。

 

 

 

リアルで会う時のお悩みを解決します

 

私の場合、写真加工のように

何もかも一瞬で消す、

というわけにはいきませんが、

 

普段の素顔もキレイでいたい!

お友達と近くで話すときにも自信を持ちたい!

という方のお力になれるよう、

努力していきたいと思います。

 

確かに、便利なテクノロジーを使うに越したことはないですが、

テクノロジーを使わずとも、好きになれる素肌

を手に入れるのも、一つの方法です。

 

テクノロジーといえば、

レーザーを始めとする医療機器も

どんどん進化しております。

 

私はこちらのテクノロジーを

日々勉強していこうと思います。

 

 

写真加工の弊害も

 

ちなみに、加工は、一歩間違うと捏造にもなります。

 

少し前ですが、厚生労働省から、

クリニックの広告としてビフォーアフターの写真を載せることを

禁止する通達がありました。

 

詳細はこちらのニュース記事をご覧ください。

 

高い倫理観が求められる医療機関で、

トラブルが後を絶たず、

こういう結果になってしまうのは残念ですね。

 

受診する方にとっては、

治療の概要を知るための、

とても良い情報だと思うのですが…

 

今のところ、医療以外の美容サービスについては

特に触れられていないようです。

 

写真の加工を見破るのは難しいので、

実際に行った感じ、スタッフの方のお人柄などから

信頼していくしかないのでしょうね。

 

 

我が家で最も役に立つ、Photoshopの使い方

 

Photoshopでは、集合写真の加工で

全員をベストショットにできるんだそうです。

(同じアングルで数枚撮った場合)

 

我が家の場合、必ず誰かがよそ見していたり(特に次女)、

誰かが目をつぶっていたり(特に長女)、

誰かが変顔をしていたり(特に私←「ちゃんと見てよー」とか言っている)。

 

ベストショットが全く撮れないことがしょっちゅうですショボーン

(夫だけは、毎回ちゃんと写っています。)

 

1つの場所で何十枚も撮れるはずがなく…

最近は、これぞ!という記念写真がなかったんですよね。

 

さっそく加工の練習をしてみますニコニコ

 

気になる方、一緒に勉強してみませんか?音譜

 

いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。