ワーホリ中はバイトも色々したよ〜

でもなぜか、日本食レストラン等の
ウエイトレスのバイトはしなかった。

というのも、
イギリスのパブスタッフのバイト募集に
応募したら
前の雇用主から紹介状を貰ってきてって。
え、それって日本になりますけど?驚き
と言ったら
それでも構わないよ、だって。

いやいや、たかだか(失礼)ウエイトレスで
日本の、しかも学生の頃バイトしていた所から
紹介状って。
ないわー!えー

それですっかりやる気を削がれてしまって
飲食店でバイトするのは
諦めてしまった💦

私は格安語学学校やら、怪しい掲示板やら
予算を気にするあまり底辺ばかり見ていたけど
一つ、まともな事をした事があって
それはUAL(London College of Fashionや
Central St. Martin’sの属する芸術系の
大学連合)付属の語学学校に行った事。

語学学校はめっちゃ短期だったにも関わらず
普通の生徒と一緒の学生証をもらえたので
校舎の中にあるファッション学生用の
就活掲示板を閲覧する事が出来た。

私は日本では服飾を勉強したから
服は一通り色々作れるし、職歴もあった。

服作りなら言葉が多少分からなくても
やる事は分かっているから
イギリスのデザイナーの縫い子のバイトに
応募してみる事にした。

トライアルで一通り縫ってみて、、
まぁ悪くはないけど
今回は工場勤務経験のある
バンバン量産で縫える人を探しているから
ごめんね。

でもこれも何かの縁だから、
いつでもスタジオに遊びに来て良いからね。

だって。

あらま。残念。



しかし社交辞令の通じない私



本当に
数週間後位に
訪ねて行った!



そしたら、
希望する位ばりばり縫える縫い子さんは
未だに見つかってなくて、
もう一度その場でトライアルをしたら

今回は合格。

晴れてお仕事ゲットできました!✨


この仕事がきっかけで
芋づる式に他の仕事に繋がって
結局今の仕事も
一瞬日本に帰った時にした仕事にも
関わっているから、
自分、空気読めない子で良かった。笑

仕事も英語が上達するにつれ、
縫い子から
パターンナー、デザイナー、
ブランドの運営、と
アパレルわらしべ長者化して
今に至る。

あの時、紹介状のいらない
日本食レストランのウエイトレスをしていたら
どうなっていたかな。

誰かお金持ちのお客さん捕まえて
それはそれで楽しい人生だったりして。

ちょっと妄想しちゃう。にっこり



以下は一応洋裁のプロのワタクシが割とちゃんと選んだ、洋裁を真剣にやる人が揃えるべき道具たち。笑

イギリスって、ローラーカッターを使う文化がないのか、テーブルを覆うくらい大きいカッターマットを見た事がない。


キイヤのボディはリーズナブルで使いやすい。

私はボディコレクターなので(?)、色んなメーカーのを5個くらい持ってる。イギリスの伝統的なメーカーはKennet & Lindsell

でもお値段べらぼうに高い。そしてピンが垂直に刺せない。




縫いの綺麗さはアイロンで決まると言っても過言ではない。ちょっと洋裁が上手な素人が家で作った服って縫い目の感じと糸の種類、アイロンの甘さが出るから、すぐ分かる。



世界のSUISEI。
私は実はミシンの押さえアタッチメントおたくなので、色々いっぱい持ってる。裾用の三巻はSUISEIのこのタイプが一番。
本当は4mmのがいいんだけど見つからず。。



ミシンは工業用が断然使いやすい。

日本だと一般(?)の人は使わないのかな?楽天市場で机付きのやつは出てこなかった。



型紙を切る時は、文鎮を置いて、ローラーカッターで切るよ。



日本のハサミはやっぱり切れ味が断然違う。

こちらで服飾をしている日本人は多分ほとんどの人がハサミは日本から持って来ているはず。



日本のカッターメーカー、オルファはイギリスでも売っている。ちなみにオフファは「折る刃」かららしい。




まち針はこれくらい細いやつを使う。

指切りげんまん、針千本飲〜ます♪って、

私本当に針千本持ってるからねーっ😂