キャッチメントについて書く。

イギリスの公立校(一部グラマースクール含む)は優先的に入れる人達がいる。
それは学校によって多少差があれど、基本的にこんな感じ。

1  地域で保護観察が必要な子
2 低所得者
3 ADHDなど勉強のサポートが必要な子
4 特待生枠で認められた子
5 兄弟が既にその学校に通っている子供
6 スタッフの子供

7 そして最後に学校からの距離が近い子

ほとんどの家庭は優先順位7になると思う。

ちなみに兄弟枠がある学校は募集人数の半分は兄弟で埋まると思って良い。

グラマースクールは基本的にテストの点の良い順だけど、学校によっては低所得者や勉強のサポートの必要な子はテストの点が多少低くても優先される事がある。(ロンドンのグラマーだったら、Latymerがそう)

キャッチメント外からの受験の扱いのルールも各校大分違う。
高得点を取りさえすればキャッチメント外でも行ける所もあれば、そもそも受験資格のない学校、受かってから引っ越せば良い学校、合否の結果前に引っ越さなければならない学校、と本当にバラバラ。
(ここでも個人プレー炸裂。流石イギリス)

キャッチメントの決め方も実に様々で、
ポストコードで決まっている所、距離の所、区画で決められている所など、色々。

ロンドン郊外北部にあるグラマースクール(厳密に言うとグラマーではないが)Dame Alice Owen’sはキャッチメント内でないと音楽特待生枠にすら申し込めないけれど、1600年代の創立時は学校がIslingtonにあったとかで今でもIslingtonに住んでいる人 / Islingtonの学校へ行っている人は受験出来る。

これは各学校の募集要項を読むしかない。

中学受験の準備をしていた時は、募集要項、学校見学の日程、試験概要等、特待生枠の有無、学校のレビューなど、沢山沢山読んだ。

英語が不自由とか、言ってる場合じゃない💦
子供は勉強を頑張っているのだから、逆に言うと勉強以外は全て親の責任だ。

子供のイギリスでの中学受験を通して、私の英語力が爆上がりしたと思う。笑笑い泣き