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デザフェスの思い出④のつづきです。
楽しい時間はあっという間に
終わってしまう。
そんな二日間だった。
初日から大きく予定がズレた事で、
肩の力が抜けた。
二日目の朝で進捗度20%。
下塗りすら終わって無いところからスタートした訳ですが、この日も嬉しい出来事がたくさん有りました。
まず、初日は余裕が無さ過ぎて
ご飯を食べ逃してました
フードブースで食べる事は
諦めて、比較的空いていた
ビッグサイトの食堂で遅めのランチを食べた、はず…(記憶喪失してる)
二日目は開店してから
屋上のキッチンカーを梯子。
混み合う前に食べまくる。笑
ようやくお祭りとしての
デザフェスを楽しめました。
午後からは色んな方が遊びに来てくれました。
ネットで知り合った方、以前作品を買って下さった方、立ち止まってくれた方。
前回(前日も)はほとんど
絵を描く事に集中していて
交流をする余裕が無かった。
今回やっと純粋に楽しめる
余裕が出来ました。
実は完成はほぼ諦めていて、
見れる形になれば満足。
と思っていた時に
友人が遊びに来てくれました。
彼女とは沖縄以来の仲で、
東京の家を紹介してくれたのも彼女。今思えば、私がピンチの時にサラリと現れ救ってくれる女神のような人。
アート好きな彼女に、
「一緒に描いてかない?」
と誘ってみたら、快くOKしてくれた。
普段は一人でコツコツ作業をしているので、共同制作は滅多にやらない。
久しぶりに会う友人とは
色んな話をした。
面と向かって話すには
少し戸惑うよな深い話や
自分のカッコ悪いところ。
ドロっとした醜い感情。
それを淡々と話しながら、
壁一面に花畑を描いていく。
「話の内容と絵のギャップがすごい」
私もそう思う。
醜い部分と向き合いながら
美しい物を創る。
これは私が大事にしている
感覚です。
自分自身の弱さやダサさを
昇華していく。
まるでセラピーみたいだな。
と常々思っている。
同じ空間で一つの物を創っていると、普段はあまり見せない本音やセンシティブな話をそっと打ち明けられる事がある。
私はそれが昔から好きで
アートを通じてその人の
柔らかい感性に触れられようで嬉しい。
楽しい時間は
あっという間に流れて
もう閉会二時間前。
気がつけば良い感じに
華やかに仕上がった。
元々明確な完成図は無いので、
私はこの仕上がりに予想以上に
大満足でした。
結局終わってみれば
上手くいっていた。
改善点は多々あるけど
ちゃんと前回よりも
成長出来たな。
と感じれるライブペイントでした。
おわり
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デザインフェスタ55で描いた
ライブペイント作品をカードにしました。
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