道端の春キャベツ | 手の為るように輪を描く*tenariya*

手の為るように輪を描く*tenariya*

長野県の八ヶ岳山麓在住の絵描きです。日々のつぶやきや、アートについて綴っています。



夕方テレビを見ていたら

道端の花壇に(結構大きな通り沿い)

何故かキャベツが一かぶだけ植わっていて
それが巷で話題になっている。

というニュースをやっていた。
…平和なニュースやwww

商店街近くの街路樹や花が植わってる
ごく普通の花壇に

突然キャベツ。

その隣には唐辛子とパセリも。
寄り添うように植わっている姿が中々ニクい。
誰が何の目的でいつ植えたのかわかっていないらしく、リポーターの男性が近くのお店や通行人に真面目な顔で聞き取り調査している姿がシュールすぎる。

いい塩梅に食べ頃サイズに育ってたけど、
あのキャベツたちはあの後どうするのだろ?

え?
食べる?
排気ガスまみれの野菜は食べたくないよな。

そもそも収穫するツワモノがいるの?

それはそれで見てみたい。

畑やプランターに植わってたら何の違和感も無いのに、ただの日常の風景なのに

商店街の花壇にキャベツが植わってる。

この微妙な違和感がニュースになる日本の平和さよ。

それと同時に常識から少しずれた程度で
大事のように(演出だろうけど)騒ぎ立てる姿に何とも言えない息苦しさを感じた。

日常の中の微妙なズレ、違和感。
殺伐としたニュースの合間に突然現れる
道端の春キャベツ。
さりげなく旬の味覚で春を感じます。


できれば私はそこに
シュールな笑いを見出す人でありたい。


ブログに何書こうか1日を振り返ってたら、
真っ先にこれが浮かぶ私の頭はすでに春のお花畑です。

因みにうろ覚えニュースなので細かいところが間違ってたらごめんなさい。