【南寧文學・家日記】第八篇 | 和胡奏者・シンガーソングライター 里地帰 オフィシャルブログ

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2017.7.31

 

【南寧文學・家日記】第八篇
 

記念館を後にして、葉石濤の旧家を訪れました。
そこは当時、銀製品を扱うお店が多く並ぶ打銀街と呼ばれた場所にあり、今は商店街になり通りの名前も変わっています。

 

 

 

 

私達は、葉石濤の少年時代の通学路を同じ様に辿りました。 学校があった場所は、今はコンビニに姿を変えています。

 

 

米街にも行きました。
米街は、葉石濤の《紅鞋子》の中にも登場する古い通りで、現在の郡緯街と新美街の交差点あたりにあります。

 

 

道の途中、不意に葉石濤の名言などが書かれた景色を街で見かけ嬉しくなりました。

時代は違えど、台南に来て生活している自分が、当時と同じ空気を吸い、同じ太陽の下で汗をかいている様な感覚になりました。
もやもやとした気持ちも、全く消えていくような。

 

 

 

 

離開紀念館,我們前往葉石濤的老家,它位於以前的打銀街(當年有許多銀樓匯集),如今已經改建成商店街,道路名稱也不一樣了。

我們模擬葉石濤小時候從家裡到學校通學的路徑,讀書的地方卻也變成了超商。
我們還走去米街,
米街是葉石濤的小說《紅鞋子》中出現的老街,也就是現在郡緯街跟新美街的交叉口。

踏查的途中,總是不經意出現葉石濤的名言佳句,讓我充滿驚喜。
而現在即使年代不同,來到台南生活的我,彷彿呼吸著當年一樣的空氣,曬著相同的陽光滴下汗,跟著茫然蒸發殆盡。