水曜日、診察がある。
先生に双極性障害について聞く。
双極性障害と聞いて、今までの病状の経過を話したいと思った。
1回目の退院の後病状は良くなった感じでいた。職場では仕事中なのに楽しい気分で話をすることがあった。上司が声が大きくなったとほかの部署の人に話しているのが聞こえて、ミルザタピンを3錠から2錠に減らしてもらった。声の大きさは息子にも指摘された。
突然京都旅行を思いつき、ガイド本を買ったり航空券を申し込んだりした。
夫の不倫の証拠を掴みたくて単発で探偵を依頼し散財した。証拠が出ないことに腹を立てて夫の服をゴミ箱に捨てた。
探偵に散財したことに、苦しくてなって家族に打ちあけた。
鬱がどんと落ちて、丁度コロナが流行り始め、布マスクを作ろうと思っても、ミシンの使い方、型紙を見ながらマスクをつくることが出来なくなった。
夫と別居するしないと決められず、家族を振り回した。
上司に死にたいと伝え、上司に付き添われて2回目の入院をした。
入院当初はガタガタ身体が震えて不安に襲われた。
退院後は、母宅に4ヶ月滞在し、そこから仕事に通った。死にたい気持ちで何度もスカーフで首を絞めた。
仕事で、議事録を書こうと思っても頭が回らず、書けなかった。
4ヶ月経って自宅に戻った。
体調はまた段々と悪くなり、仕事も休むようになった。パソコンに向かってもただカーソルを動かすだけで画面は変わっていなかった。
焦燥感が酷くなり黙っていられず用もないのにトイレに行かずにいられなかった。その後休職した。
一昨日の秋は、突然マッチングアプリをダウンロードして登録した。当時の先生に伝えると「削除しなさい」と言われて、知らない人と繋がるなんてと蔑まれた気分になった。
一昨日の12月には、突然インターネットでかかりつけ歯医者のパートの募集を見つけて身体が動かないのに半日だけ働いた。
文章が長い。でも先生に病状の経過を知ってもらいたい。
クリニックを転々とすると病状の経過がわからなくなってしまうことを痛いほど身にしみている。