かくれんぼ | ミ―ナに恋をして

ミ―ナに恋をして

誰も読まない、誰も覗いてくれない、寂しくてしょうがない、甘えたい、すがりたい、泣きたくてしょうがない、でも、誰も助けてはくれない。そんなブログを書いてみよう。

「かくれんぼ」しよう

お隠れあそばした、その人と

 

その日の天気、空模様

コロコロ変わる、秋の空

でたらめなんだ、造作ない

いつものことだ、仕方ない

諦めが肝心、無視することだ

いちいち関わるほど暇じゃない

言われる前に、そう思う

ビビット感じる、電気が走る

同じ人間、ただの人

 

素晴らしい

生まれてきてよかったと思う

「燃えたぎる思い、燃え尽きるまで」

人はみんな、燃えて生きてる

脈々と波打つ、心臓の鼓動

日々刻刻、呼吸しながら

自分の体を燃焼させて

真っ赤に染まる太陽のように

情熱的で、ロマンチック

「燃えたぎる思い、燃え尽きるまで」

どこまでも魅力的であらねばならぬ

人はみんな、燃えて生きてる

日々刻刻、呼吸しながら

 

お盆の季語だ「かくれんぼ」

村の鎮守のはずれっこ

お地蔵さまが立っている

何も言わず、しゃべらない

それがとても、心地いい

悪いことしないから

笑ってくれる、にっこり微笑む

 

「かくれんぼ」してる

お隠れになった人が

あなたのことを

隠れて見ている

見守っている

 

今は、もう、聞こえてこない

忘れた訳じゃないだろう

「もう、いいかい」「まあだだよ」

聞こえないなら、聞いてみてよ

知らぬ間に亡くなった人

消えるように、消えた人

尊い命なら、なおさらだ

「まあだだよ」って、叫んでいるじゃない

 

忘れた訳じゃないだろう

「かくれんぼ」してる、その人を

まして、お盆だ、手を合わす

お墓の前で、独り言

昔を偲んで、振り返る

「もう、いいかい」「まあだだよ」

忘れてくれるな、まだ、ここに居る

 

振り返ったら、誰もいない

あなた鬼だ「鬼さんこちら」

お隠れになった人が呼んでいる

「かくれんぼ」してる遊んでる