脈をとる | ミ―ナに恋をして

ミ―ナに恋をして

誰も読まない、誰も覗いてくれない、寂しくてしょうがない、甘えたい、すがりたい、泣きたくてしょうがない、でも、誰も助けてはくれない。そんなブログを書いてみよう。

脈をとる

あってないもの、あなたのプライド

ズタズタに切り刻まれて

知らず知らずにむしばんで

腐ってゆくのが、みえみえだ

ちょっぴりセンチ、淋しそう

人にとやかく言われる前に

守ってあげなきゃダメになる

 

なにげない毎日、ずっとこのまま

約束されてる訳じゃない

それでも信じる、明日もあるさ

きっと晴れる、いい天気

はかない夢だと知りながら

ぶつぶつ呟く、ひとりごと

頭の中が、こんがらがって

クモの巣みたいだ、クモの糸

 

確かなものは、なにもない

傷ついた、飛べない小鳥

可哀想だが、羽がない

それでも、もがいて苦しんで

血のにじむ思いで這い上がる

生きてゆく術をつかみ取る

どうにかこうにか、飛んでみる

無様な格好、それもいい

 

思うことがある、脈をとる

日々刻刻、変わってる

血の巡りに流される

一瞬たりとも、猶予はしない

心臓の鼓動、止まらない

立ち止まることは許されぬ

制御不能の、この仕組み

生まれた時から、消えるまで

すでに組み込まれたものに違いない

 

今この瞬間に、すべてをゆだねる

脈拍の数だけ、ドラマチック

残念無念だ、すれ違う

あなたと同じになれないみたい

可哀想だが、いたし方ない

 

しみじみ思う、命の重さ

あなたの命、ひとつだけ

操る術は、もう、お墨付

制御不能だ、突っ走れ