宮原選手、ブロク更新(たて続けに2回も!)
→ 「世界選手権」
笑顔がたくさん
エキシビション演技動画
EX前半ノーカット
EX後半ノーカット
宮原知子(20=関大)が凜(りん)とした演技で観衆を魅了した。今大会の6位は、ここ数年の日本女子を引っ張ってきたエースの本来の力ではない。「鍵盤の魔術師」との出会いを糧にして、来季はさらなる飛躍を目指す。
偶然の巡り合わせだった。4位だった昨年2月の平昌五輪。テレビ越しに、宮原の演技に心を奪われる人がいた。世界的なピアニストのジョン・ベイレスさん(米国)だ。
フリーの「蝶々夫人」は、同氏の編曲、演奏によるものだった。自分が若い頃に手がけた曲が五輪で流れている。それだけで十分な驚き。その上、小柄なアイススケーターは、華麗な演技でメダル争いをした。胸を打たれた。
会えないだろうか―。
人伝いに舞い込んだオファーに、宮原は喜んで応じた。昨年7月、北米合宿中に足を延ばして会いに行った。
この物語は1話完結ではなかった。
ピアノ・リサイタルに来てくれないか―。
1月、都内で日本公演。ゲストとして招かれ、今度は宮原の心が動かされた。ベイレス氏は、病気の後遺症で右半身が自由に動かない。左手1本の演奏とは思えない豊かなメロディーが、ホールに響いた。体に電気が走った。
その3週間前の全日本選手権は3位だった。5連覇を逃した。スケート靴のエッジが曲がっていた影響が大きかったとはいえ、結果は結果。落ち込んだ。
沈んだ気持ちが、「左手の演奏」で晴れた。母・裕子さんは「それから開き直った」と、娘の熱気を感じ取った。
世界選手権で、今季の個人戦が終了した。ジャンプの改良に取り組み、苦労したシーズンだった。来季の計画は基本的に白紙。だが、同氏とのコラボには魅力を感じている。
ハワイで、生演奏を背に滑る夢プラン。常夏の島にもアイスリンクがあるそうだ。再びプログラムの曲にしたい考えもある。2月のババリアン・オープンで優勝した後、帰国時にこう打ち明けた。
「ピアノ・リサイタルは本当に感動しました。ピアノ曲は難しそうかなという印象でしたけど、いろいろな曲を聞いて、滑る曲にチャレンジをしてもいいかなと思いました」
競技に対しても、人に対しても、真摯(し)で丁寧な宮原だからこそ、人を引き寄せるのだろう。26日に21歳になる。完成形はまだ先。銀盤と鍵盤の交流はきっと、観衆を魅了する演技へとつながっていく。
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フィギュアスケート女子の宮原知子(20)、男子の島田高志郎(17)、ペアの須崎海羽(19)、木原龍一(26)組が25日、所属先の木下グループを訪れ今季の報告会を行った。
26日に21歳の誕生日を迎える宮原は社員から特製バースデーケーキを贈られ「すごい!」と感動。普段から甘いものを特別我慢することはないというが「試合の時期になると自然と気が引き締まるので、食べないでおこうかなという気になって食べなくなるんですけど…試合が終わると大解禁!」と笑顔を見せた。
世界選手権は6位に終わったが、フリーは納得の演技でシーズンを締めた。女子フリー翌日の23日はアイスダンスと男子フリーを会場で観戦し「大興奮でした」。来季へ向けて「まだ終わったばかりで何も考えていないけど、ショートもフリーも新しくする予定。色々曲を探して行きたい。まだジャンプの改革の道の途中なので、しっかり頑張りたい」と話した。
●木下グループさんから送られたバースデーケーキはこちら!
宮原選手が好きな青色。上にのっているスケート靴もアイスフライのデザイン。すごく凝っていますね。
宮原選手が大好きなパイナップルだらけのケーキ!
●そして、今週末から出演予定のSTARS ON ICEメンバーからもお祝い
SOI公式サイト より
本日3/26、スターズ・オン・アイスのリハーサル初日を迎えました。
偶然にも、宮原知子さんの21歳の誕生日である本日。
記念すべきこの日を、振付のジェフリー・バトルと出演キャストたちが、サプライズで祝う場面が!
宮原選手、お誕生日おめでとうございます。
いつも素敵な演技をありがとうございます。
21歳の一年が、より素敵なものとなりますように。