60年代洋楽を時系列に振り返るコーナー41回目です。
今回は1968年6月分になります。
この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップします
4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はで表現しています。
1位 Mrs. Robinson - Simon & Garfunkel
サイモン&ガーファンクル、2曲目の全米NO1。
映画「卒業」で使われたことでも有名ですかね。明るいタッチでポップな曲なんですが、演奏が意外とブルージーで渋くてカッコいいんですよね。歌よりも、そっちの方に耳が奪われてしまいます
2位 The Horse - Cliff Nobles & Co.
R&Bシンガー、クリフ・ノーブルズ率いるバンドで、これが唯一のヒット。
インスト・ナンバーですが本来はちゃんとボーカル・グループで、歌無しが唯一のヒットって、シンガーとしてどうなんですかね??それにしてもカッコいい。ファンキーなグルーヴにのって疾走するホーンが爽快です。ちなみにこのホーンは後にMFSBに発展したとのこと。そうか、これはフィリー・ソウルなんですね
3位 Mony Mony - Tommy James & The Shondells
トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズ4曲目のTOP10ヒット。
この曲なんといっても、エイティーズ・ファンにはビリー・アイドルのカバー・バージョンですよね。ライヴ・バージョンが1987年に全米NO1になってますからね。それに比べるとオリジナルは、時代の古さもあってややチープな感じはありますが、ラフな感じといいガレージ・バンドっぽくて、これはこれで味があってよい雰囲気
7位 Think - Aretha Franklin
アレサ・フランクリン、60年代の絶好調期の1曲。ファンキーでダイナミックな歌いっぷりが迫力満点でフリ~ダ~ムというフレーズがインパクト大ですね!
そしてこの曲といえば、やはり映画『ブルース・ブラザーズ』でのパフォーマンスが忘れられません!上のYoutubeの映像も、その『ブルース・ブラザーズ』の出演シーン。楽しいな~。
14位 Licking Stick - Licking Stick (Part 1) - James Brown
大ヒットした「I Got the Feelin'」の直後にリリースされた曲。
「I Got the Feelin'」のようなダイナミックなビートに比べると、かなり渋い感じ。間が抜けたスカスカした感じは、ブッカーT&MGsやミーターズを連想します。つまり、めっちゃ黒くてカッコいいということ そしてタイトルから想像するに多分卑猥な内容。これも黒い(笑)
というわけで、今回はここまで。
皆さんのお気に入りの曲はありましたでしょうか