90年代洋楽を時系列に振り返るコーナー11回目です。
今回は1990年11月分になります。
この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップします
4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はで表現しています。
振り返りなので、メジャーなTOP3ヒットは推し以外の曲にもコメントします。
中にはネガティブなコメントもあるかもしれませんが、あくまでも個人的な感想なのでご了承くださいませm(_ _ )m
1位 Ice Ice Baby - Vanilla Ice
白人ラッパー、ヴァニラ・アイスの有名曲ですね。サンプリングのネタはクイーンとデヴィッド・ボウイの共演「アンダー・プレッシャー」で、印象的なイントロのフレーズを使ってます。最初は新鮮でしたが、なんかすぐに飽きたな
1位 Love Takes Time - Mariah Carey
マライア・キャリー、デビューアルバムから2曲目の全米NO1。3週間1位をキープしました。
先に1位になった「Vision of Love」はゴスペル・タッチのパワフルなバラードで、こちらも似たような感じですが、やはり歌のパフォーマンスが圧巻です
2位 Pray - M.C. Hammer
MCハマー最大のヒット。サンプリングのネタはプリンスの名曲「ビートに抱かれて」ですが、まあ普通にオリジナル聴いた方が良いでしょう。「U Can't Touch This」の方が断然いい。
2位 More Than Words Can Say - Alias
カナダのロックバンド、エイリアス最大のヒット。どっかで聴いたことあると思ったら1989年の全米NO1「When I'm With You」のシェリフのメンバーが結成したバンドでライターもボーカルも同じ人なんですよね。「When I'm With You」が売れた頃にはバンドはすでに解散していて、曲が売れたのでシェリフを再結成しようとしたところメンバーが興味示さなかったため新しいこのバンドを結成したという経緯。曲は凡庸なAORバラードみたいですが、売れ方はドラマティックな感じ。
4位 Groove Is In The Heart - Deee-Lite
アメリカのクラブ・ミュージック・バンド、ディーライトの一発ヒット。日本ではDJテイ・トウワが参加していた事でも知られるグループですね。
ダンス・ミュージックですが、ヒップ・ホップとサイケが融合したような独特な雰囲気が強烈なインパクトでした。今聴いてもカッコいいですね。この曲、ブーツィ・コリンズが参加してるんですが、エンディングのセリフの空耳「蒲焼き、柔らかいっすね!」というのが最高すぎます(笑)
9位 Feels Good - Tony! Toni! Tone!
トニートニートニーの初TOP40ヒット。
この時期のダンスものはニュージャク・スウィングが主流ですが、その中でも印象的な1曲。生音や60~70年代のソウル・フィーリングを大事にするグループなので、流行のサウンドの中に、ジャジーなピアノをフィーチャーしたりスキャットしてみたりと、センスを感じさせます。今聴いても、凄くカッコいい♪こちらもR&Bチャートでは堂々1位。
26位 B.B.D. (I Thought It Was Me)? - Bell Biv DeVoe
この時点で、すでに「Poison」「Do Me!」を大ヒットさせていましたが、3曲目のシングルとして、この曲もヒット。R&BチャートではNO1をゲットしています。ド派手な「Poison」、メロウな「Do Me!」に比べるとインパクトこそ少ないものの、ここでのクールな黒いグルーヴは大好きで、当時から大好きで夢中になって聴いてました
というわけで、今回はここまで。
エイティーズ・ファンのみなさんの推しは何でしょうか!?