60年代洋楽を時系列に振り返るコーナー39回目です。
今回は1968年4月分になります。
この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップします
4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はで表現しています。
4位 La - La - Means I Love You - The Delfonics
フィラデルフィア出身の3人組ボーカル・グループ、デルフォニックスのデビュー・ヒット。邦題「ララは愛の言葉」
プロデュースはトム・ベルで、スウィート・ソウルの古典的名曲。何とも甘酸っぱい雰囲気でララララ~と歌うサビの美しさときたら。。。ハイ・トーン&ファルセット・ボーカルの魅力を伝える手本のような曲ですね♪後にプリンスがカバーしたときはビックリしたけど、この曲が彼の音楽性の要素の一部分にあったということは十分に理解できます。
4位 Lady Madonna - The Beatles
「Hello, Goodbye」と「Hey Jude」のあいだに、シングル・オンリーでリリースされた曲。
1位を取るほどのポテンシャルは無いのかもしれないけど、ポップなブギー・ナンバーでノリが良くて楽しい♪ピアノのイントロがカッコよくて、ここ弾いてみたいな~と憧れてます サックスも印象的ですが、ここで演奏している方はロニー・スコットというジャズ・ミュージシャンで、フィル・コリンズの「I Missed Again」でプレイしている方と同じなんだそうな。
6位 I Got The Feelin' - James Brown
60年代のJBの曲では、これが一番刺激的でファンキーだと思います。スピーディーで研ぎ澄まされたファンキー・ビートが最高ですね~。Youtubeで当時の映像なんか見ると、キレッキレのダンスが凄い!特に足の動き。
ちなみにジャクソン5のデビュー前、モータウンのオーディションの際に、この曲のパフォーマンスを披露したそうな。これ、実はYoutubeでも見れるんです。こんなもんが見れるのも凄いですが、実際ダンスのキレとか、すでにマイケルっぽい(変な言い方だけど)のでビックリします。
8位 Dance To The Music - Sly & The Family Stone
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの初ヒット・シングル。
ファンキーですね~。ダンサブルでテンションが弾けまくってます。ファンク創世記のヒットですが、ジェームス・ブラウンに比べると自由度が高いですね。西海岸出身なんで、ロックやサイケの空気というか要素が自然に入ってるんでしょう。ラリー・グラハムのベースもカッコいい!
というわけで、今回はここまで。
皆さんのお気に入りの曲はありましたでしょうか