ちょっとがっかり、Nikon D200発表展示会 | 水中カメラマンのデスクワークな日々

ちょっとがっかり、Nikon D200発表展示会

  今日、Nikon D200 の発表展示会 に行ってきました。
ただ、ちょっとがっかり。Nikon D200にがっかり、というのではなく発表展示会のやり方にがっかり。

 最近は、ちょっとCanon EOS 5Dに浮気していますが、一応、Nikon D100を3年間使って来たユーザーの立場として、Nikon D200の性能をしっかり評価して見極めたかったわけです。その為の展示会だと思ってわざわざ時間を作って言ったのに。。

 会場入り口で、16MBですが、無料でCFカードを配って体験撮影コーナーで撮影させそれを持ち帰りができるという、すばらしいサービス。でも16MBでは連写性能の評価はできないので、持参した1GBのMDで撮影できないか?と交渉。ここまでは交渉OK。
だだ、問題はこの後、

「圧縮RAWで、一番高速の連写モードで撮りたい」 (連写時のMDへの書き込み速度、バッファーの開放速度の確認をしたいので)と要望すると、ニコンの担当者は「ダメです!」

「露出をマニュアルで撮りたい」(ハイライトの階調、高感度設定でのノイズ感を確認をしたいので)と要望すると、

ニコンの担当者は 「それもダメです!」

「それじゃ何も評価ができないじゃないか? わざわざ来た意味が無い!(激怒)」

(つまり、D100のユーザーなら誰もが不満に感じている欠点が改善されたかどうかが確認できない!)

すると、ニコンの担当者は 「最適な設定で撮ってもらう為の体験撮影ですから。」 (呆れて返す言葉が無い)

ローエンド機種の初心者向けのカメラの発表会じゃないんだから、
まったく意味の無い撮影コーナーですよ。>ニコンさん

 いい条件で撮れば、どんなカメラだっていい写真が撮れるのは当たり前。カメラマンを馬鹿にしてますよね。
悪い条件や過酷な条件で撮ってみて、それで満足できるか自分の使用用途に耐えうるかどうかを個々で判断して、我々ユーザーは買うか買わないかを判断するわけですよ。
 このD200クラスのカメラは、こういうユーザー層がターゲットだって事はニコンが一番わかってるはずだと思うのですが。。

 しっかり評価したいというユーザーの要求を拒むという事は、「性能に自信が無いの?」 「評価されるとマズイ理由があるの?」「もしかして、初期ロットには問題が残ってるの?」と良からぬ事を勘ぐってしまいます。

D70の突然死 」のようなことにならない事を祈ります。

ちゃんとユーザーの方を見てくださいね。>ニコンさん

【追記】

水中カメラマンがNikon D200に最も関心のある性能 」をこちらにUP しました。