国際放送機器展(Inter BEE)
今日は朝から国際放送機器展(Inter BEE) へ行ってきました。放送用ビデオカメラや編集機やらの一般の人にはあまりなじみの無い放送機器の展示会です。
今回のInter BEEで私が注目していたのが、小型のHD(ハイビジョン)ビデオカメラ。特に、PanasonicのAG-HVX200
は、大型の放送用 ビデオカメラと同じ方式(DVCPRO HD
)の小型のHDカメラなので期待している商品です。
今回、実機を初めて手に取って見たのですが、「小型というにはちょっと大きいすぎ」という感じです。 Sony HDR-FX1
も決して小型とはいえませんが、さらに”ずんぐりむっくり”させた感じです。 DVCPRO HD方式に拘ったので仕方無かったのでしょう。
Sony HDR-FX1と同じHDV方式で、レンズ交換ができるハイエンドHDVカメラが、 CANON XL-H1 と Victor GY-HD100 があります。 CANON XL-H1は民生機、Victor GY-HD100は業務機という位置づけですが、周辺機器の充実ぶりからCANON XL-H1の方が魅力を感じました。
その周辺機器というのは、リモート撮影用のリモコンや外付けモニターの完成度が高く、IEEE1394経由でPCからもリモート撮影&コントロールができたり、PCで波形モニターやベクトルスコープを表示させながら絵作りやビデオカメラ機能の複雑な設定がPCからできる等、商品企画のレベルの高さを感じました。
他にもいろいろ見てきたのですが、話がマニアックになりすぎるので、今日はこのくらいで。