Apple純正プロ用画像ソフト | 水中カメラマンのデスクワークな日々

Apple純正プロ用画像ソフト

アップルからフォトグラファー向けの画像ソフト「Aperture(アパーチュア)」 が昨日発表になりました。

ビデオ編集ソフトでいう「Final Cut Pro」のような位置づけ、つまり、プロ用途らしい。

「Final Cut Pro」によりAdobe 「Primiere」のMac OS 版を駆逐したように「PhotoShop」を超えるころができるのでしょうか?

デジカメの普及により「PhotoShop」ライクな安価で高機能な画像ソフトは各社から多数発売されてきましたがどこも「PhotoShop」を超えることができていないのです。

ユーザーの立場で言わせてもらえれば、本当にプロが必要としている要所を押さえていないから、結局プロは、「PhotoShop」を 本当は高くて使いたくないんだけど、これしか他に使えるソフトが無いから仕方なく「PhotoShop」を使っている、のが現状だと思います。決して好きで使っているわけでは無いと思うのです。>プロのみなさん


プロが必要としている要所は、

●RGB 16bit でひととおりの機能が使える事

●CMYK を含めたカラーマネージメントシステムが確立されている事

●EPS形式で保存できる事


たったこの3点だと思うんですけどね。

あえてもうひとつ加えれば

●「修正ブラシ」機能は、ゴミ消しには非常に便利


他の合成やらフィルターやらいろんな機能が沢山ついていますが、フォトグラファーの99%は上記のたった4つだけで、仕事は完結すると思うのです。(他の機能は、フォトグラファーではなくデザイナーが使う機能です。)


最近はRAWを扱えるソフトが増えては来ましたので、最近の私は、「修正ブラシ」を使うためだけ、

CMYKでEPS形式で保存する為だけ、に「PhotoShop CS」と使っているという状態です。


このたった4つを備えた画像ソフトって、世の中に何百(千?)とある画像ソフトの中でも「PhotoShop CS」しか無いんですよ。廉価モデルの「PhotoShop Element」は、みごとにこの4つを外している。さすがAdobe! (皮肉です)

「Aperture(アパーチュア)」 がこの要所をちゃんと抑えているかどうか?が注目です。