恥ずかしながら会社では設変発行マシーンと呼ばれていたことがありますが、今回最期の設変になります。


なぜ設変発行マシーンかは、おそらくなんの迷いもなく淡々と出図作業を行い、考えることをやめてしまった悲しいエンジニアを部長クラスの人がおちょくってくれてたわけですが、


そろそろ考えていこうということです。


きっかけは、前回までの仕様で200キロくらい走り状態を確認すると、


こんな感じで上流側のグラスウールの6割くらいは溶けたり飛んでなくなるのですね。

固く巻くと吸音効果が落ちるけれども、ある程度固めて多めに使って固定が必要なんだなあとわかりました。

ただ同じようにやるのも、設変発行マシーンみたいなので、マフラー末端のバッフルをパンチング加工されたものに変更しました。


これで下流のマフラー径を絞ったときに、拡大効果が得られるはず。


設変の名称は、

GSX-S750インナーバッフルのパンチング加工と全長ロング化です。


これを真ん中のガイド部を切り落とし、その手前から曲げて、グラスウールを巻き巻きしました。


こんな感じ、
マフラー形状に合わせてサイレンサーも少しだけ曲げています。

結果はこれです。

どうもありがとうございます。

マフラー以外に使わなかった工具や刃物を入れるとこの消音対策に1.5万円くらいかかってしまった。

どんまい。

また読んでくださいね。