最近は、原田マハさんの本を読んでいます。キュレーターとしての経歴をもち美術をテーマとした作品が多くあるからです。昔、まともな成績が美術くらいしかなかった私にとって、読みたい本が多くありそうです。それでもまだ2冊しか読んでいません『楽園のカンヴァス』と『いちまいの絵』です。『楽園のカンヴァス』は、アンリ・ルソーの名画『夢』を巡っての話で、昔見た絵(教科書?)とパリが一つの舞台になった話です。始めから終わりまで緊張感があり最後どうなるか楽しみでした。『いちまいの絵』は原田マハさんの選ぶ名画を解説した本です。西洋絵画については、最近亡くなった山田五郎さんの『山田五郎オトナの教養講座』もYouTubeでよく見ていました。そのことも含めて、自分が出会った絵について背景や見解を見直すことができました。
私が特に印象に残っている名画は2箇所ありました。一箇所はフィレンツェにあるウフィツィ美術館のサンドロ・ボッティチェッリ作『ヴィーナスの誕生』と『プリマヴェーラ』です。この2枚と向き合った時の、迫力と高揚感は経験したことのないものでした。もう一箇所はウィーンにある美術史美術館です。その中に私の好きなピーテル・ブリューゲル作『バベルの塔』と『雪中の狩人」など主要作品を多く展示した部屋がありました。その中に入る時、昂奮していたと思いますが、実際に絵を前にした時、スーッと心が落ち着いていきました。そして、いつまでもここに居たいと思いました。
改めて、本、YouTube或いは実際に見た絵、また行ったことのある町を、思い出し、記憶を追って行くのは、今できる大切な時間です。
ジプシーに目を付けられて振り払うされどイタリアは美術の宝庫
また画像と関係のない事を書いてしまいました。
写っているのはムクゲ(木槿)だと思います。この花を見るとどうしてもハイビスカスを思い出します。調べるとやはり近い仲間のようです。紫やピンクの花はよく見ますが、この真っ白な花が郷には似合う気がします。
