吉備国際大学 保健医療福祉学部
理学療法学科 教員の佐藤三矢でございます。
2013年3月以降より
希望者の皆様に無料配布
させていただいている
介護予防体操のレクチャーDVDの
『古都式体操・座位編』ですが、
ここ最近のブログネタは
もっぱら
このDVDに収録されている
プログラムについての話ですね♪
前回までは、
とにかく「キレイな姿勢」に
とことんフォーカスして
記載してまいりました。
今回からは複数回にわたりまして
「首こり」や「肩こり」を緩和するための
セルフケアのプログラムにつきまして
説明を行わせていただきます。
今日は4つの動きを紹介いたします。
単純で簡単な動きですが、
ゆっくりと確実に行えば
肩こりや首こりの
原因となりやすい筋肉がほぐされて
血行が促進されます。
真面目に3セットくらい
繰り返し行うと
案外と上半身が
ポカポカしてきますよ。
それでは以下に4つの動きを
紹介させていただきます。
【その①】
~キレイな姿勢のままで両腕挙上~
DVDでは最初に
「キレイな姿勢を保持した状態」で
両方の腕を真っ直ぐに伸ばして
指の先までピンと伸ばして
ゆっくりと大きく
前方から真上に向かって
持ち上げるようコマンドを
行っております。
その後、両方の腕を指先まで
真っ直ぐに伸ばしたままで
身体の真横を通過させながら
ゆっくりと大きな動きで
下ろしてきます。
【その②】
~キレイな姿勢+両腕挙上してパチン~
次に、再び①で行った要領で
両腕を真っ直ぐに伸ばしたままで
天井に向かって挙上し、
頭上でパチンと両方の
手のひらを合わせます。
このとき、左右の上腕部が
それぞれ左右の耳に
密着させるように、
手のひらをパチンと
合わせるようにコマンドを
行っております。
その後、両方の腕を指先まで
真っ直ぐに伸ばしたままで
身体の真横を通過させながら
ゆっくりと大きな動きで
下ろしてきます。
【その③】
~両腕挙上+左右手の甲を合わせて背伸び~
次に、①と②の要領と同様にして
両方の腕をゆっくりと
頭上まで持ち上げた後、
左右の手の甲を合わせて
天井に向かって
“シュッ”と背伸びを行います。
教室でレクチャーする際には、
最初に「右手は後方・左手は前方」で
手の甲を合わせて背伸びを行い、
次に「右手は前方・左手は後方」で
手の甲を合わせて
背伸びを行うように
コマンドを出します。
【その④】
~両肩をギュウっと挙上したり下ろしたり~
DVDでは、①~③の後に
左右の肩がそれぞれ
左右の耳たぶに
くっつきそうになるぐらいに
ギュウっと持ち挙げたり
ストンと力を抜きながら
下ろしたりを繰り返しています。
以上が4つの運動となります。
実際、私がレクチャーを実施する際には
これら①~④の動作を
約10分間に1度の頻度で
プログラムの中に
おりまぜております。
【おわりに】
最近、
介護予防体操レクチャーDVDの
入手希望者における多くが
「介護保険事業所の従事者」
となってきております。
そして、これらの方々における
DVDの使用方法が
「介護保険事業所ご利用者様」に
対するエクササイズの
レクチャーであるという
事例報告が急増しております。
ですから今後しばらくの間、
介護予防体操(古都式体操・座位編)の
レクチャーDVDに関する
補足説明等を
継続的にアップします。
【次回予告】
次回は本日ご説明しました
プログラム(①~④)における
意義や効果につきまして
説明を行いたいと思います。
それでは失礼いたします。
吉備国際大学 保健医療福祉学部
理学療法学科 准教授 佐藤三矢
理学療法学科 准教授 佐藤三矢
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