【首と肩周囲の“筋肉ほぐし”】~介護予防レクチャーDVD:第2プログラム~ | 佐藤三矢研究室 オフィシャル・ブログ

佐藤三矢研究室 オフィシャル・ブログ

〒716-8508 岡山県高梁市伊賀町8番地 吉備国際大学6号館

皆様、こんにちは。


吉備国際大学 保健医療福祉学部

理学療法学科 教員の佐藤三矢でございます。


2013年3月以降より

希望者の皆様に無料配布

させていただいている

介護予防体操のレクチャーDVDの

『古都式体操・座位編』ですが、

ここ最近のブログネタは

もっぱら

このDVDに収録されている

プログラムについての話ですね♪


前回までは、

とにかく「キレイな姿勢」に

とことんフォーカスして

記載してまいりました。



今回からは複数回にわたりまして

「首こり」や「肩こり」を緩和するための

セルフケアのプログラムにつきまして

説明を行わせていただきます。


今日は4つの動きを紹介いたします。


単純で簡単な動きですが、

ゆっくりと確実に行えば

肩こりや首こりの

原因となりやすい筋肉がほぐされて

血行が促進されます。


真面目に3セットくらい

繰り返し行うと

案外と上半身が

ポカポカしてきますよ。


それでは以下に4つの動きを

紹介させていただきます。



【その①】

~キレイな姿勢のままで両腕挙上~


DVDでは最初に

「キレイな姿勢を保持した状態」で

両方の腕を真っ直ぐに伸ばして

指の先までピンと伸ばして

ゆっくりと大きく

前方から真上に向かって

持ち上げるようコマンドを

行っております。


その後、両方の腕を指先まで

真っ直ぐに伸ばしたままで

身体の真横を通過させながら

ゆっくりと大きな動きで

下ろしてきます。



【その②】

~キレイな姿勢+両腕挙上してパチン~


次に、再び①で行った要領で

両腕を真っ直ぐに伸ばしたままで

天井に向かって挙上し、

頭上でパチンと両方の

手のひらを合わせます。

このとき、左右の上腕部が

それぞれ左右の耳に

密着させるように、

手のひらをパチンと

合わせるようにコマンドを

行っております。


その後、両方の腕を指先まで

真っ直ぐに伸ばしたままで

身体の真横を通過させながら

ゆっくりと大きな動きで

下ろしてきます。



【その③】

~両腕挙上+左右手の甲を合わせて背伸び~


次に、①と②の要領と同様にして

両方の腕をゆっくりと

頭上まで持ち上げた後、

左右の手の甲を合わせて

天井に向かって

“シュッ”と背伸びを行います。


教室でレクチャーする際には、

最初に「右手は後方・左手は前方」で

手の甲を合わせて背伸びを行い、

次に「右手は前方・左手は後方」で

手の甲を合わせて

背伸びを行うように

コマンドを出します。



【その④】

~両肩をギュウっと挙上したり下ろしたり~


DVDでは、①~③の後に

左右の肩がそれぞれ

左右の耳たぶに

くっつきそうになるぐらいに

ギュウっと持ち挙げたり

ストンと力を抜きながら

下ろしたりを繰り返しています。



以上が4つの運動となります。



実際、私がレクチャーを実施する際には

これら①~④の動作を

約10分間に1度の頻度で

プログラムの中に

おりまぜております。



【おわりに】

最近、

介護予防体操レクチャーDVDの

入手希望者における多くが

「介護保険事業所の従事者」

となってきております。


そして、これらの方々における

DVDの使用方法が

「介護保険事業所ご利用者様」に

対するエクササイズの

レクチャーであるという

事例報告が急増しております。


ですから今後しばらくの間、

介護予防体操(古都式体操・座位編)の

レクチャーDVDに関する

補足説明等を

継続的にアップします。



【次回予告】

次回は本日ご説明しました

プログラム(①~④)における

意義や効果につきまして

説明を行いたいと思います。



それでは失礼いたします。



吉備国際大学 保健医療福祉学部

理学療法学科 准教授 佐藤三矢



理学療法学科 准教授 佐藤三矢


 佐藤三矢研究室のランキングは今ビックリマーク

 とりあえず、

 この下の「人気ブログランキング」を

 ポチっと押してもらえたら嬉しいですグッド!

 ↓↓↓


人気ブログランキングへ