グィネビアとモーガン | 麻里子の宝塚なひとりごと

麻里子の宝塚なひとりごと

宝塚歌劇とベルサイユのばらが大好きな麻里子が日常の徒然を語りたいです
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「アーサー王伝説」を観ていて、ヒロインのグィネビア姫に、全く感情移入が出来なくて、幾らなんでも、なんだかなぁ思いました。

同士のあんこさんが、すでに書かれていますが、御披露目のトップコンビ、何故こんなに魅力的に見えないヒロインなんでしょう?しょぼん

孤独を背負い、出生の謎に苦しむアーサー王にすれば、美しい姫から、「お慕いしております」と言う態度があれば、コロリと、参っちゃいます。

楽しそうなラブシーンもありましたし。

それなのに、あっという間に、ランスロット❗

この転換が早くてついていけないし、そこに、必然性がないのが、なんとも〰💦
ねぇ。

したたかに男を振り回すとんでもない女にしか思えません(笑)

見るからに愛らしくて清楚な姫ですよ〰💦

うーん、とてもじゃないけど、女から観てあきまへん

この演出家は、女性が描けないのかなぁ。宝塚の某演出家と同じなのかしらん(笑)

ところが、アーサー王の異父姉のモーガンは、実に深く描いているんですよね。

復讐の鬼と化して、アーサー王を不幸に陥れることこそが、生きる力、目的と言いながら、アーサー王に「魔女め❗」と罵られたときの、哀しみに溢れた表情。

誰も好んで魔女にはならない、そうするしかなかった…と語る姿が実に哀しい。

艶やかに美しく、メリアグランスやランスロットを手玉に取る様は、ゾクッとするくらいの色気が匂う。

この「アーサー王伝説」新しい切り口で、ヒロインを替えたのかとさえ思うくらい、美弥るりかさんのモーガンは、魅力的でした。

芝居には魅力的なヒロインがいないと、スーパースターだけでは、良い作品は出来ません。

ほんとに、宝塚の演出家の先生方、よろしくお願いしまっせ〰💦(笑)
↑結局、これが言いたかった❗(笑)