今回は観劇仲間たちに、長女、二女を加えての観劇でした。
いやもう、すっごく良かったです❗
舞台は生き物ですね、組子さんたちの進化が、すごいです
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お芝居が、深くなり、心の揺れや、気持ちの変化が丁寧になっていました。
同じ場面なのに、前よりもっと、ぐっときました。
2回目になると、細かい場面もよくわかり、ウィルが反発しながらも、父の夢、ジェントルマンになりたい、紋章が欲しいという希望を叶えるところも良かったですね。
エリザベス女王に紋章を授けられて、ラストシーンで、紋章を持って小躍りするお父さんの姿、みんな笑顔の大円団が、ほんとに、観ていて嬉しくなります❗
お正月公演は、やはりこんな風に、幸せなラストが嬉しい。
以前、雪組公演の、タイトルも忘れましたが、轟さんと香寿たつきさんの、沖縄が舞台の復讐劇で、皆殺しみたいなのをお正月早々に観て、何だかなぁと思ったことがあります❗
何だかね、こちらの、気持ちまでクラークなっちゃうんですよね。
宝塚の舞台で、皆殺しは、辞めて欲しいとつくづく思います。
やはり、お正月は、ハッピーエンドの楽しいものにして欲しいですね。
出演者は、みなさん、役にぴったりの適役ばかり。
コマさんが、今までは溢れるように言葉を繋いできたのに、愛を失い、新たな言葉がでなくなったまあくんに、
「お前には、お前の役割がある。それを果たせ」と、説得する場面は圧巻❗
コマさんの、静かな存在感と確かな言葉の熱さに、もう泣けました。
良いなぁ、コマさん、惚れちゃうよ❤
真風とうららの美しい夫婦も、コミカルで楽しかったです。
夢と希望、そして、掴んだ栄光。
野望の果てに愛するものを失なって、絶望と挫折。
仲間たちに助けられて、愛を取り戻す姿に、本当に涙しました。
ショー、「HOT EYES」
こちらも楽しいショーですが、大階段から、スターさんが雪崩のように降りてくるのは素敵ですが、今回はやはりこの大階段のために、空間が狭くなり、やたらと銀橋をわたる歌が多いなと感じました。
昭和のナツメロソングの中に、宝塚の舞台向きじゃないようなのが気になりました。
ミリオンが歌った「天子のウインク」のキーが、ちょっとしんどそう。
Dark Eyes、真風とうらら、まあくんの場面が、美しく、安寿さんの振り付けが良いですね❗
あと、ミリオンとジャガーの場面も宝塚らしくて好きです🎵
ショパンのピアノ曲で、まあくんがひとりだけで踊る場面、繊細で伸びやかなダンスは、何回見ても圧巻❗
この、二本立ては、まさに正統派の宝塚作品だと思いました🎵