モンゴルの田舎暮らし 薪拾い

(2002年冬 ウランバートル郊外のガチョールトで撮影)
冬も週末の金曜日の夕方からガチョールトのゲルで過ごし、日曜日の夜8時から始まるNHKの大河ドラマ「利家とまつ」に間に合うようにアパートに帰るというのが既定のスケジュールだった。
ストーブで焚く薪はお世話になっている牧民のドグローさん一家が分けてくれたが、いつも好意に甘えてばかりはいられないので、晴れているときは近くの山に薪拾いに出かけた。
落葉松の枯れ枝を拾い集めて束にし、雪の上を紐で引っ張って持ち帰る作業だ。
晴れていても気温は氷点下20度近くだったと思う。富士フイルムの「写ルンです」で撮ったこの写真は発色が悪く、空の青さも雪の白さも再現できていない。
多分低温のせいだと思う。
トナカイ遊牧民(ツァータン)を訪ねて
2014年3月20日(木)記
ツァータンの女主人に「乗れるものなら乗ってみな」と挑戦的な口調で言われて、はだかのトナカイに乗ろうとしたが跨がるとすぐに振る落とされてしまった。
そんな記憶しかないのにこんな写真が残っていた。
鞍が付いているので観光写真用に飼いならされたトナカイだったに違いない。
(2002年7月撮影))

モンゴルの馬頭琴伝説-12
モンゴルの馬頭琴伝説-12

ある日、フフー•ナムジルは木に馬の頭を彫りました。次にこの頭に長い棹を取り付け、棹の一方の端に共鳴箱を作りました。
そして、空飛ぶ天馬の薄い皮を剥ぎ取って、それで共鳴箱を覆いました。
また、馬の尻尾の毛で二筋の弦と弓をこしらえ、杉の脂で弦を擦りました。
この楽器を弾いてフフー•ナムジルは愛馬の思い出を曲にして唄い、軽やかな歩みや嘶(いななき)やそのしぐさを真似て音楽を奏でました。
モンゴルの馬頭琴伝説-11
モンゴルの馬頭琴伝説-11

夜が明けて、フフー•ナムジルが馬の手綱を解こうとゲルから出ると愛馬が息途絶えているではありませんか。
この時、フフー•ナムジルは悲しみに打ち拉(ひし)がれて、それから三ヶ月のあいだ食べることも飲むこともできずに過ごしました。
モンゴルの馬頭琴伝説-10
モンゴルの馬頭琴伝説-10

意地悪な女は、その翼を見ると急いでゲルに行って鋏(はさみ)を隠し持ってきました。
そして、馬の翼の付け根を切り落としたので、天馬はたちまち死んでしまいました。




