こんにちは🌞
佐藤智広です!
舞台「DARKNESS HEELS~THE LIVE~2022」
先日9/20(火)に無事に千秋楽を終える事ができました!
感染症の不安や台風の影響があり、どうなってしまうんだ状態でしたが、誰一人として弱音を吐かず前に進んだ結果、最後までこの作品を皆様にお届けする事ができました!
何て強いメンバーだっ!!!
永遠にこのメンバーでいたら不安すら生まれないんじゃないか?
そんなことすら頭に浮かんできます!
さて、今回セシル・ソリアとしてあの世界へ入らせていただいたわけですが、どんな気持ちだったのかということを書いておこうかなと思います。
初めて台本を読んだ時の印象は、「嫌なやつ」でした。
しかし、2回目に台本を読みセシル・ソリアという者の事を考えてみた時「あ・・・嫌なやつじゃないしその通りだな」そう感じました。
ルーク・バセンが弟のポーンバセンの事を話そうとした際、セシルは聞くことをせず「言われても(名前を)思い出せない」そう言いました。
「そんなの酷い、兵士として命をかけて戦っている者の事を上に立つ者は覚えていて当然だ」
そう感じますよね?
・・・本当にそうでしょうか?
何百、何千といる(書類や大多数の中の一としてしか認識していない)兵士のことを覚える事はできるでしょうか?
日々が顔ぶれが変わる一兵士の名前を覚える事は、少なくとも佐藤にはできそうにありません。
試しに学生時代の教頭にアポ無しで挨拶をしに行ってみるとその事がはっきりわかると思います。
よっぽど印象的な生徒(生徒会長・個人競技の受賞者・事ある事に会話をしていた等)でない限り、名前が出てくる事はないでしょう。
もう一つ。
ダークザギに「ここにいる者をそこまで下に見るのは何故だ?」と聞かれ
「何故って・・・・・・事実、下の者だからだけど。全ての意味で」と答えています。
「なんだか嫌味ったらしい」
しかし、それもその通りなのでしょう。
立場は勿論の事、おそらくセシルはそれなりの戦闘力を与えられていました。
そうでなければ戦場に身を投じる事はないでしょうから。
まぁ、"その言い方どうなの?"と感じるのは確かですがw
そして戦闘中に「この星を貴様らの好きにはさせない」という言葉とともに"戦場"に身を投じ、その後現れたボダイ(上の立場の方)を先に逃す姿。
惑星O-50の守人である誇り、そして自らの正義を持っているとはっきり感じました。
故に佐藤の感じたセシル・ソリアに対する印象は、"上の立場の者"でした。
長くなってしまいましたが、セシル・ソリアを演じた上で感じた事でした!
私自身、何かしらの作品でこのようなキャラクターを見たら「嫌なやつだな」そう感じる事でしょうw
しかし、今回セシル・ソリアとして生きた事で少しだけそのキャラクターに対する別の見方をできるようになったと思います!
あ、、、
こんなふうに書きましたが、「だからセシル・ソリアを嫌なやつだと思わないで!」とは微塵も思っていません!
この作品を観た皆様の感じた事が全てです!
「嫌なやつ」と感じる方もいれば、「良いやつ」と感じる方もいる、そうでなくちゃ面白くないですから!
今回惑星アバンを救った者たちは"闇"の存在であったように。
セシル・ソリアとして生きる佐藤智広を応援して下さり、そして何より『舞台「DARKNESS HEELS~THE LIVE~2022」』を観劇して下さった皆様、本当にありがとうございました!
それでは今日はこの辺で!
佐藤智広でした☻