アメカジツールの世界観を綴っていると・・・
つい、戯言が過ぎてしまい気が付くと本筋から大きく反れる事が多々あり、結果、本日の二週に渡ってのご紹介となる事があります。
本日は、先週の続きです。
宜しければお付き合い頂ければ幸いです。
ご紹介するのはこちらのM-51です!
前回の更新では「意外にショボいんです」と綴りましたこちらのM-51ですが、実は非常に状態が良く、ライナーまで完備されており、そして、ダメージはゼロと云う「完品」状態の代物だったりします。
如何ですか?
このパーフェクトなライニング・・・
状態良いですよねぇ。
ライニングのラベルもバッチリ残っているのですが・・・
注目して頂きたいのは縫製の質の悪さ!
完全復刻を目指すリプロダクトの世界でも、この縫製は再現していませんがこういった歴史の爪痕も個人的には好きだったりします。
さて、M-51にはM-65同様にジャケットとパーカーが存在しますが、ファッションマーケットにおいてはM-65がジャケットで名声を得る様にM-51はパーカーで名声を得ております。
戦場での兵士達の見解は解りませんが何故なんでしょうかね?
何となくですが・・・
恐らく、フワッとした質感のアウターシェル、そして、M-51に代表されるフィッシュテールがそうさせているんじゃないでしょうかね?
M-48もそうですが、このフィッシュテールって、マジで格好良いですからね。
まぁ、それは良いとして・・・
冒頭で「完品」と称したのはこれなんですよね。
スペックに印字がシッカリと残っているんです。
このM-51を入手した時にはこういた部分には目を留めなかったですが、ヴィンテージの蘊蓄が解るようになって来てから様々なM-51をチェックしてみると意外に見え辛いモノも多いんですよね。
また、ご覧の様な各所部材もシッカリと残っていて、このM-51があるだけでリプロダクト品の完成度を対比出来るので仕事的にも重宝していたりします。
このレザーパーツなんか、非常に良い状態ですよね。
ジッパーもコンマ―が使われており・・・
パーツ見るだけで「1950年代」を体感できるのもM-51の魅力かも知れません。
そして、乱雑な縫製とは真逆?のシッカリとしたアームホールの巻縫い!
ピッチ幅の広いダブルのチェーンの巻縫いは506XXや507XXと同様で、ワークウェアに限らずタフさが求めらるミリタリーウェアとの共用になっているのが判ります。
ミリタリーウェアの仕様は非常に複雑で、それをリプロダクトするのは非常にハードルの高い技術が求められます。
弊社でお取り扱いしているザ・リアルマッコイズやバズリクソンズのジャケットを手に取った時には、是非、その辺りの仕様にも目を配って頂けると、より一層愛着が沸くと思います。
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