数回に渡ってグリームのチノパンを綴っていますが、本日もお付き合いを頂ければ幸いです。
さて、前回の更新では「職人達の世代交代」を綴らせて頂きましたが、本日はその間で起きていた別のお話です。
現在のグリームの製品は素材から練り上げたオリジナルウェアとして企画構成しておりますが、チノパンに限ってもそれは同様です。
ジーンズの同様に原反から注文して、それを生産の度に消費して行くのですが生地が無くなれば再度生産をして頂きます。
今回の生産では前回の生産で原反を使い切ってしまった事もあり、縫製と同時進行で動く必要があったのですが、ここで大きな問題が生じます。
職人さん達の世代交代の最中で起きた・・・
世のコロナ過中、そして、円安。
これらによって全ての物事が高騰してしまった事は今や周知の通りですが、当然、この影響はグリームにも及びます。
現在、グリームの製品も姉妹レーベルであるDelBombers&Co.やSurf A Pig同様に卸価格を考慮しないダイレクトプライスにて販売をさせて頂いておりますが、流石に全てに手を加えて行くと姉妹レーベルの様な安価な価格設定は厳しいものがあります。
ショップオリジナルだからこそ、「高品質でありながらお求め易い価格であるべき」が現在の弊社のオリジナルアイテムの理念です。
ですから、世の物価高の高騰を受けて単なる値上げではオリジナルウェアをリリースする意味がありません。
で、思ったんです。
だったら「やり過ぎくらいのチノパンがあっても良いのかな?」ってね。
価格を抑える為に様々なメーカーがディティールの簡略化をしている昨今だからこそ、「ショップオリジナルでここまでやってんの?」って云うチノパンをリリースしたい。
高密度で張りがあるんだけど、低速編立機で編み込まれたカット&ソーの様な深みのあるウエストポイント・・・
幾度ものサンプル反の試みながら完成した生地が完成し、後は縫製工場だけ!
なんか、ゴールが見えて来ました!
そして、「折角ならば?」と新たに頭に浮かんだのが「別素材バージョン」。
次回の更新では「別素材バージョン」についても軽く綴ってみたいと思いますので引き続きよろしくお願い致します。
と云う事で、今日もチノパンを穿いて秋のアメカジを楽しんで行きましょう!
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