先日、LEEのジーンズの事で業界関係者の方と様々なディスカッションをさせて頂きました。
LEEのジーンズと云えば、誰もが思い描くのが・・・
この映画に登場する彼が穿いていた1本ではないでしょうか？
ジェームズ・ディーンの代表作である「理由なき反抗」・・・
この劇中で彼は1本のジーンズを穿いているいるのですが、関係者の見解では穿いているジーンズは1952年モデルとの事ですが、このジーンズを劇中の様々なカットから検証して行くと「本当に1952年モデル？」となるそうです。
うーん・・・
1950年代のスタートは思えない程、格好良いですよね。
正しく、ジーンズ穿かせたら彼の右に出る者は居ないでしょうね。
で、そんな劇中でのカットを見て行くと・・・
妙にすっきりとしているんですよね。
まるで彼専用に誂えたかの様です。
ヒップの感じなんか、完全に1952年モデルじゃないですよね。
それもその筈、この映画のジェームズ・ディーンに限らず主役級ハリウッドスターはみんな市販の吊るしの服をそのまま衣装にする事は無いんですよね。
僕らにとってはファッションツール・・・
所謂、道具であっても彼らにとっては単なる「衣装」にしか過ぎなないんです。
ですから、スクリーンでより格好良く映える様にMODを施すんですよね。
だからこそ、誰にも真似の出来ない唯一無二の存在となるんです。
僕らが愛して止まないジーンズは非常に奥の深いファッションツールです。
だからこそ、その探求は面白いんですよね。
映画「理由なき反抗」はリアルな1950年代のファッションが随所に垣間見えます。
是非、ご覧になってみては如何でしょうか？
ストーリーも非常に面白いですよね。
と云う事で、今日もジーンズを穿いて初夏のファッションを楽しんで行きましょう！
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