GLEEMが必要以上にベルトに拘っている事は先日の更新でもお伝えしましたが、その究極体のベルトを本日は改めてご紹介させて頂きます。
こちらがGLEEMが最大限に追求したベルト、超拳骨ベルトです!
このベルト、バックルは超ゴツイ真鍮にシルバーメッキを施した厳つい様なのですが、このベルトの「売り」はバックルではありません!
このベルトの最大の「売り」は革なんです!
こちらをご覧ください!
こちらは先日ご紹介したMK-Ⅱベルトなのですが、革厚に拘ったMK-Ⅱベルトよりも遥かに厚みを持った超拳骨は、今後二度と創る事に出来ないベルトなのです!
グリームの製品の特長である「綺麗なモノ創り」故に、ベルトの裏面を綺麗に剝いている事は先日も書かせて頂きましたが、その作業を行うと、どうしても1㎜~2㎜位のロスが生じてしまいます。
その為、5㎜厚のMK-Ⅱベルトも本来は7㎜厚のハードベンズを厳選し使用しているのですが、フカフカの革は使わない為、更に革の厳選が必要になります。
そして、超拳骨ベルトとなると、剝く前の厚みは9㎜オーバーの革が必要になります。
更に、使用している革は牛1頭から5~6本しか摂る事の出来ない背骨周りの革のみを使用してます。
その拘りの余りに、今後、同じ革の入手が不可能だと革屋ならびにベルト工場さんから通達されてしまったのです!
前回も書かせて頂きましたが、厚みだけに拘るなら太鼓で回したフカフカの革でも可能ですが、張りのある革になると、「そうはイかない!」という事なる訳です。
では、何故?その様な革が入手出来ないのか?
答えは簡単です。
張りある革を摂る為には牛本来の成長期間が不可欠になります。
家畜された年月が長ければ長い程、張りのある革を用いた牛に巡り合えますが、現代の重要では柔らかい革の方が圧倒的に需要がある為、そこまで長い期間牛を家畜出来ない事情が付いて回ります。
偶然ながら、その様な革に巡り合う事は可能ですが、先の事情から安定供給には及ばない為、製品化出来ないという事になります。
実際に、現在リリース中の超拳骨ベルトもイレギュラーな厚みを持った革を7年の歳月を費やしストックし続けた結果の賜物なのです。
しかし、時代の流れなのか?同じ様な事は無理という事になり、リミテッドのとしてのリリースになった次第です。
価格は非常に高額ですが、本物に拘る方には1,000%お勧めのベルトです!
是非、ご検討頂ければと思います。
超拳骨ベルト→→→こちら