生デニムの「生」って、何処から来るかご存じですか?
これを知っているからって、どうって事はないんですけど、僕も初めて知った時には「へぇ~」っと、思ったので、ネタにして見ましたけど、「生機」から来ていたんですね。
まぁ、これも彼是20年以上前に知った事なので、今更なんですけどね・・・
で、今日はですね。
タイトルにもあります様に、グリームが何故に「生デニム」に拘るのかを書き綴ってみたいと思います。
グリームのジーンズが誕生した1996年、レプリカジーンズと呼ばれていたジーンズの殆どは「生デニム」でした。
この頃、この手のジーンズを扱っていたショップは古着屋かジーンズマニアがオーナーを務めるコアなショップが中心でした。
そんな事もあり、お客様には100%商品説明が必要だった訳で、お客様方も店主からのジーンズん話を聞くのを好んでいた時代だったので、これが一つのスタイルだったと記憶しています。
しかし、時代が進むにつれて、量販店さんでもこの手のジーンズを扱うお店が出て来た事から「別注」扱いでワンウォッシュをリリースする傾向が強まりました。
そして、いつしか多くのジーンズメーカーが「生」と「ウォッシュ」の2本立てになり、需要と供給の構造からラインナップはされてつつも、メーカー側が双方のストックを持つ事は困難な為、「生」はマーケットから影を潜める様になって行きました。
実際に、僕がオーナーを務めるショップでも「生」に拘り続けるメーカー」以外は、その殆どがウォッシュに変わって行ってしまいました。
また、ユーザーもサイズを直ぐに吟味できる事から「ウォッシュ」を選ぶ傾向が良くあるのだと思います。
で、グリームとしてもこの波に乗るか?乗らぬか?を選ばざる得ない状況になり、製品化する前に僕がオーナーを務めるショップでテスト販売をしてみたんです。
と・・・この続きを書こうと思ったのですが、気付けば、結構な長文になってしまので、この続きは次回に持ち越させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。