XXデニム | GLEEM,SURF A PIG & DelBombers&Coの裏デルボマーズブログ

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先日、スタッフから「本物のXXデニムをマジマジと見た事が無いんです」と言われました。

 
 
10代の頃からヴィンテージに触れて来た僕的には少々驚いた発言でしたが、実際にはうちのスタッフの様にヴィンテージを雑誌やWEBでしか見た事の無い人って多いのかも知れません。
 
 
ましてや、それらを穿いていた人となると、「かなり少ないのかな?」なんて、思ってしまいました。
 
 
前にも書きましたが、僕は「ジーンズが5万円もする!」と言う興味本位でXXを16歳に時に購入したのですが、それを機に数々のXXデニムを着用する様になりました。
 
 
例えば、こちらのXXですが極々普通のジーンズとして着用していたので、色が落ち過ぎてご覧の有様です。
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でも、こっちはデッドで購入したので、先ほどのXXと比べると色の深さは見ての通りです。

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僕がスタッフ達にXXデニムを見て、触ってもらって話したのは、「1本や2本のXXデニムでXXを判断しちゃ駄目だ!」って事です。

 
 
よく、「XXはこうだ!」なんて、言い分を見掛けますが、たった数本のXXを見た限りでは「色の深さや落ち方は検証出来ない」と僕は思っています。
ですから、ご覧の様に506XXを2着対比させて、その違いを感じて貰ったり・・・
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557XXに触れてもたっらりと、同じXXデニムでも「時代やアイテムよって異なった表情がある」という事を感じてもらいたいと思いました。
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そして、「ジャケット3着を並べるとこんな感じなんだよ・・・」と、その違いを解ってもらえればと思いました。
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また、XXデニム以降のデニムは色合いが浅くなって行く事も知ってもらいたく、BIG・E等にも触れてもらいました。
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ヴィンテージ、ヴィンテージと言っても、実際にそれを体感した事のある人って、意外に少ないのかも知れません。
 
 
決して、車やバイクの様に高額なモノでは無いので、誰だってちょっと背伸びすれば入手は可能だと思いますが、日常生活でガンガン穿けもしないジーンズに数十万円も費やすのはどうかと思いますし、今の復刻系のジーンズを体感したらヴィンテージなんて「格好悪くて穿けません!」ので、僕は当時の質感に限りなく近づけながらもスタイリッシュなジーンズを提案出来ればと思ってグリームのジーンズを展開しています。
 
 
今回、XXデニムをスタッフ達に感じてもらった事によって、彼らが僕が拘る点で擦れる色落ちの意味を理解してくれれば嬉しい限りです。