先週の更新でヴィンテージのアンチフリーズジャケットの事を書きましたが、今日は、そのアンチフリーズジャケットをベースにした新作のジャケットをご紹介させて頂きます。
ご紹介させて頂きますのはこちらのウィンター・スポーツ・ジャケットです。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/11/sato-shoten-4th/06/8d/j/o0320024014433303146.jpg?caw=800)
こちらのジャケットはアンチフリーズのディティールを様々な箇所に生かしているのですが、決して完全復刻を目指しているジャケットではありません。
そもそもの発端は、今春にリリースとなったドリズラージャケットの秋冬バージョンとして企画していたモノであります。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/11/sato-shoten-4th/aa/53/j/o0320024014433303181.jpg?caw=800)
そこにアンチフリーズの要素を汲み入れ、グリームならではなのジャケットを創りたいと思った次第です。
ですから、この様にオリジナルのアンチフリーズには存在しないチンストラップも付くという訳ですね。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/11/sato-shoten-4th/49/47/j/o0320024014433303209.jpg?caw=800)
また、ライナーに関してもオリジナルは毛足の短いフリースとなっているのですが、グリームではボア状のタイプにしてます。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/11/sato-shoten-4th/ff/a3/j/o0320024014433303239.jpg?caw=800)
これは数年前にリリースしたウールスポーツジャケットやPコートからの流用と思って頂ければと思います。
アウターシェルに至っては、オリジナル同様のナイロン素材にしてしまうと「少しチープ感が出てしまうかな?」という配慮から、生地屋さんの提案でクラシックな質感のナイロンを特別に造って頂きました。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/11/sato-shoten-4th/6e/03/j/o0320024014433303265.jpg?caw=800)
また、袖の裏地についても同様で、オリジナルを持ち込んで一番近い質感のモノを提供して頂きました。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/11/sato-shoten-4th/be/21/j/o0320024014433303306.jpg?caw=800)
そして、勿論ジッパーはTALONです!
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/11/sato-shoten-4th/c5/34/j/o0320024014433303333.jpg?caw=800)
TALONのジッパーは一般的なジッパーに対してコストは10倍近くします。
よって、コスト削減を最初に考えた場合、この部分をカットする事が一番の近道になるのですが、自分的にはどうしてもここは譲れないディティールなので拘っています。
カラーは上記のオリーブ以外にブラックもリリースしています。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/11/sato-shoten-4th/26/9f/j/o0320024014433303367.jpg?caw=800)
ブラックのボアはオリーブに使われいるブラウンでは無く、同色の黒にしてあります。
使い回しをする事無く、ブラックの色合いを損ねない様に配慮してみました。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/11/sato-shoten-4th/2c/c2/j/o0320024014433303402.jpg?caw=800)
シンプルだからこそ、ジャンルを選ばないジャケットだと思います。
また、このジャケットがあれば、今までタンスの肥やしになっていた服達にもう一度スポットをあてられるのではないかと思っています。
是非、この秋冬のジャケット選びの候補に加えて頂ければと思います。
ウィンター・スポーツ・ジャケット→→→こちら
お問合せはグリームクロージングの各取扱店までお願い致します。