長い年末年始の休みが終わり、1月6日から世の中が動き始めた。
世の流れに身を投じながら、自分も工場へ足を向け、進行中のアイテムのチェック等に追われた。
世の流れに身を投じながら、自分も工場へ足を向け、進行中のアイテムのチェック等に追われた。
そんな中、年末に「素材を変えたので、今までの製法で造れない!」との工場からの一報が入った。
前にも記したが、グリームの物造りに完成は無い。
良いと思ったものは出来る限りトライして行く。
その過程の中で材料に適した製法を見極め、職人達と議論をして行く。
前にも記したが、グリームの物造りに完成は無い。
良いと思ったものは出来る限りトライして行く。
その過程の中で材料に適した製法を見極め、職人達と議論をして行く。
一見、傍から見ると楽しそうなこの工程も、実は非常に神経を使う作業なのである。
物造りの出来ない自分は、「2×2=4」みたいな発想で「こんな素材を作って欲しい!」、「こうして縫って欲しい」等の要望を出すのだが、プロの職人達からすると「絶対に無理!」と言う事も多々あったりする。
物造りの出来ない自分は、「2×2=4」みたいな発想で「こんな素材を作って欲しい!」、「こうして縫って欲しい」等の要望を出すのだが、プロの職人達からすると「絶対に無理!」と言う事も多々あったりする。
「何故無理なのか?」を電話で説明してくるのだが、素人の自分には理解が出来ない。
故に、工場まで足を運び「その説明を受ける」。
妥協案も当然ながら浮上するのだが、「それでは作る意味が無い!」と頑なに拒む自分。
故に、工場まで足を運び「その説明を受ける」。
妥協案も当然ながら浮上するのだが、「それでは作る意味が無い!」と頑なに拒む自分。
モノ造りは、紙切れ一枚の仕様書では解決出来ない事が多々ある。
妥協無くして、納得出来る物をリリースして行く為には、工場との二人三脚が絶えず必要である。
ジーンズやボタンダウンシャツを始めとするアパレルを筆頭に、靴、鞄でもそれらは絶えず続いて行くのだと思う。
妥協無くして、納得出来る物をリリースして行く為には、工場との二人三脚が絶えず必要である。
ジーンズやボタンダウンシャツを始めとするアパレルを筆頭に、靴、鞄でもそれらは絶えず続いて行くのだと思う。
多くの職人達の恩恵を賜りながら、グリームの2014年が始動した事を感謝申し上げます。