リズム練習をしているところ、
音読みの練習をしているところ、
ピアノで弾いてるところと、
1~2分くらいの動画を3つ
各1~2分の間には、
確かにレッスンと関係のない言葉がふと出てきたり、
言われてることと違うことをしている時もあります。
でも、時々、脱線しているように見えても
その時に必要なことは、
短い時間でも集中して出来ています
だから、大丈夫です。
ママは出来ているところより、
出来てないところに目が行ってしまう・・
(これは、ママがマイナス思考だからでなく、
人間の本能として、まずは、危険なもの、欠けているものを
察知するんですって)
今回、いただいたラインのメッセージを
読んで、
2歳からレッスンに通われている生徒さんのママのことが重なりました。
最初の1年くらいは、レッスンにも
付き添っていましたが、とっても厳しいママでした
「ちゃんと前を向きなさい!!」
「関係ないことは、しゃべらない!!」
「そこ違うでしょ!!」
ときには、後ろから、
ドンっと子どもを突飛ばしたり
生徒ちゃんが脱線することよりも
ママの言動で、レッスンがストップしてしまうことの方が多かった
ずっと、ママの笑顔がなかったです。
ママもこの時は、一生懸命、この子を育てなきゃと思って余裕がなかったのかもしれないね。
その時、私は、
「まだ、この世に生まれてきて、
たったの3年だもんね。」
「3歳さんにしては、〇ちゃん、
すご~くしっかりして、いろんなことができる方ですよ」
「レッスンに関係ないお話しが突然、飛び出したりもするけど、私は、〇ちゃんから、今日はどんな話が聞けるか、すご~く楽しみにしてますよ。
あと、半年、1年もしたら、
当たり前のことしか言わなくなるから、
〇ちゃんが面白いことを言ったら、記念に
ノートに書き留めとくといいですよ。」
「〇ちゃんの成長を
私も一緒に見守らせてくださいね。」
こんなことを、レッスンが終わって、
玄関まで見送る際に、毎回、
一言、二言、ママに
お話ししてました。
3歳だった、〇ちゃんは
現在、年長さん
すっかりお姉さんになりました。
レッスン中に、脱線することもほぼ、なくなりました。
そして、何より、
別人のように変わったのがママです。
穏やかで、余裕がある感じ
すご~く笑顔が増えました。
いつも上から、〇ちゃんに指示命令する感じだったのが
〇ちゃんの言葉をしっかり聞いて、
〇ちゃんの気持ちを尊重してる、
行動するのを待ってる感じ
ママが笑顔になれると、
お子さんも笑顔になれるし、
安心して、いろんなことを頑張れるんじゃないかなと
思います
私は、ピアノレッスンを通じて、マザーズ・コーチとして、
ママや生徒さんが笑顔になれるお手伝いも
したいと思っています。