吉田類の酒場放浪記で酔う。 | 近藤サト オフィシャルブログ「ベルベットフィール」Powered by Ameba

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お酒はほとんど飲めませんが、吉田類の酒場放浪記は好きです。

テレビ番組には、時としてああいう奇跡的な番組が生まれます。

番組タイトルに冠されている吉田類は、実は添え物(褒めことばなんです!)で、彼の周りの風景や人びとが鮮やかに浮かび上がる心地良い番組、それがこの番組です。

添え物になれる吉田類さんもすごいのです。大抵の出演者は気負いがあり、なかなか引けないものですが吉田類さんは、初めから出ようとも引こうとも思っていない。

ただの飲み助なんです。

じゃあ、その辺のおじさんでいいかと言うと、おじさんにはまず務まりません。

吉田類は観る人の分身になれる理想的な『人型』なのです。

どんな番組でも、出演者を羨ましく思いこそすれ、吉田類になりたい、いや、私は吉田類本人なのだ・・と思える番組は他にはありません。

足掛け5年通っている、夜の新橋飲み屋街ど真ん中にあるポストプロダクション。
今日も、酒場に集う人びとを横目にみながら仕事に向かいます。

私は飲めないのですが、もし、飲めるほうなのに、お酒の良し悪しがいまひとつ分からない人は、ワインならワイン、日本酒なら日本酒でそれぞれ1銘柄だけを数ヶ月飲み続けるといいそうです。
そうやって、カラダにひとつの酒の味を叩き込むと、それが『基準』になって、他のお酒の自分なりの判断がはっきりつくようになりお酒がより楽しくなる、とソムリエの方に教えてもらいました。