け、け、け、けしからーん!



ファイターの色気ムンムンの二人。
激闘しか思い浮かばない。

安保瑠輝也vs山崎秀晃



近藤拳成vs泰斗

先手を打つのは泰斗、拳成は落ち着いて圧力かけて細かいパンチ。

1R終盤、拳成の右を効かされ、泰斗ダウン。
ダメージ深し。

2R、泰斗玉砕戦法。
勝つにはこれしかない。しかし終盤さらに効かされてダウン。余力は厳しいか。

3R、開始早々、ドクターチェックで拳成のTKO勝利!

泰斗、こめかみが陥没しているように見えた。
大きな怪我ではないといいが。



TETSUvs西元也史

1R、両者のスピード。TETSUのハイを西元が顔をそらしてかわす。その中でもパワーは西元か。主導権はやや西元。

2R、TETSUのキックスピード速し。西元は距離を潰す。TETSUの有効打で西元棒立ち!しかし西元反撃!会場沸く!


3R、西元ダメージを顔に出さずに前に出る。気持ち強い。TETSUもアウトボクシングしながらスピードのあるパンチで反撃!

追う西元!ロープに詰められるTETSU!しかしTETSUもロープ際のパンチが有効!

判定はどうなる!?

佐藤採点は1R、西元、2R、TETSU、3R、西元。

大変失礼しました!
全然違いました!

TETSU、3-0の判定勝利。



瓦田脩二vsSEIYA

1R、長身の瓦田の変則的なステップで、距離感を掴みにくそうなSEIYA。しかし、パンチ一発でリズムを取り戻し、ミドル連打をヒット。全体的なペースはやや瓦田。

2R、瓦田目尻をカット。瓦田、変則的な大振りのパンチがカード越しに重い。SEIYA、左ミドル。


3R、SEIYA、重いロー。瓦田、体ごとぶつけていく変則的な膝蹴り。瓦田、ややスタミナきついか。SEIYA、パンチで前に出る。

判定難しい!

3者ともに30-29で瓦田!



朝久泰央vs弘輝

1R、リング中央から両者ケンカモード。泰央の顔面前蹴りが冴えるが、弘輝の飛び膝で泰央ダウン!R終盤、泰央のパンチで弘輝がダメージを負う!

2R、泰央、逆襲のパンチ連打でダウンを奪い返す!

なまやあらまらはわろや!!わ!

泰央、離れ際の壮絶なパイキックで逆転KO!


訂正・パイキック→ハイキック

朝久泰央、完全に化けた感。


加藤久輝vs杉本仁

1R、加藤、行くとこは行き、引くところは引く。前戦とは違う。杉本はどんどんダメージを蓄積。加藤、重いミドル。杉本、ハイのタイミング良し。

2R、加藤、スーパーマンパンチから。杉本、キレのある右ST。加藤スタミナが切れてきたか。身体を起こして下がる場面が増える。


3R、杉本前に出る。加藤は攻撃の出力が大きい分、一発一発のスタミナ消費が多いか。

杉本、加藤の攻撃を受けても必ず返す。コツコツ前に出る。1Rとはまったく別の展開。ラスト1分。

ここで攻撃した方が勝つだらう。

3Rは両者に大きな有効打はなし。

さて、判定は……

延長!


延長R、杉本の前蹴りが有効。
長期戦において、これは地味にきくやつ。
杉本そのまま加藤からダウンを奪う!
加藤防戦一方。

加藤も苦しいところでバックブローから反撃。しかし杉本前に出る。加藤下がる。

立っているのがやっとか。

杉本、延長を制した!


不可思vs平山迅

1R、パワーは平山が上だが、不可思は身体全体が強い。平山のジャブに、不可思も手を焼いている。終盤、平山がそのジャブのカウンターでダウンを先取!

2R、不可思、どう出てくるか。平山のボクシングテクニックが上がっている。特に左右ジャブ。不可思ローを効かせてきた。


しかし、不可思!終盤に左フック?で痛恨のダウン!

さあ最終R、不可思はどう出る。
そして平山は足を守り切れるか?

3R、不可思、ローでいくが、ダメージあるか、3度目のダウン!
不可思諦めずにローを放つ!平山も最後までパンチ。
パンチの交錯!死闘!

平山、ポイント差をつけて金星!



踊り狂うムエタイ戦士に、踊り狂うウィラサクレック会長。
今日、梅田の近くのタイ料理屋でカオマンガイ食べました。
おいしかったですが、コロナ対策なのか、あの四種類のヤツが出てこなくて残念でした。



和島大海vsラーシーシン・ウィラサクレック

レフェリーは通称、ヨサポーン・ガイヤーン。元プロキックボクサーで名古屋の焼き鳥屋「やまとや」の大将。

1R、和島、世界Tを経験して顔つきが変わった。立派なプロの面構え。ムエタイのラーシーシンに引けを取らないキック。終盤、右アッパーでスリップ気味だが和島ダウンを奪う幸運。

和島、おそらくボディ一発で思い切り効かせてローで、完全KO(編注・たぶん違う技)!!
あれはクリティカルヒットのボディのような気がした。


卜部功也vs篠原悠人

卜部功也の入場曲久しぶりに聴いたらテンションバカ上がり。

両者共に非常に高い技術を持っている。その中で、功也が休んでいる間にグイグイ実力をつけてきた篠原。そしてブランク明けの功也。どのような展開を魅せるか。

1R、功也がミドル、それを返す篠原。
強烈なパンチの交錯。

功也のミドルいいが差が出るほどではない。

2R、功也の左STで篠原ダウン!
身体の分厚い功也。身体の強さで圧力も。篠原も逆転を狙ってシャープな右ST!功也、タイミングのいいミドル。
篠原の左フックで功也手をつくもダウン宣告はなし。難しいところ。両者ダメージはある。

3R、ガードの隙間から冷静に相手を見る功也。そこを狙いすましてのパンチで篠原ダウンを奪い返す!

さあ、これでイーブンだ!

「打ち合え!」

湊谷さんの声が響き渡る。

その通りだ!

ここで打ち合うしかない。勝つためなら。

しかし篠原の方がダメージは深いか!


延長か!延長いっちゃう!?

延長!

K-1MAXのような9-8が今のK-1にあれば、本戦で卜部功也の勝利だった。今のK-1にはない。

延長R、功也のミドル重い!
篠原前に出られるか!

功也がダメージの深い篠原を翻弄し始める。

功也の重いミドル。

しかし最後までわからない。
篠原のパンチも死んでいない。

延長は功也が試合を支配。
さすがの試合巧者!


MIOvs高梨knuckle美穂

SBからK-1に来たMIOの移籍初戦。
対するは高梨。ずっと生で高梨を見てみたかったのでこの試合は非常に楽しみである。

このような軽量級の試合も見れて、クルーザー級の試合も見れて、昔のK-1では考えられないような幅の広さ。

もちろん長短はあるのは承知。


1R、お互い単発による様子見が続く。MIO、遠目から思い切り踏み込んで右を放つも、高梨はしっかりと反応。

2R、高梨、パンチで攻勢。MIOはなかなか思うように入れない。高梨のパンチでMIOの顎が何度も上がる。致命傷ではないが印象は悪い。

3R、MIOも前に出るだが、ペースは高梨のまま。

高梨勝利!



エキシビジョンマッチ
武尊vs才賀紀左衛門

紀左衛門とはK-1MAXはもちろん、宮田さんがいた頃の2011年1月のKrushでも一緒に出場している(シェムシ・べキリ強かった)。

武尊vsレオナペタスは本当に楽しみですよね〜!



江川優生vs椿原龍矢

椿原は今のK-1ルールの強みを十二分に生かせるタイプ。相手は格上の江川だが非常に楽しみである。もしかすると、もしかするかも。離れ際のハイキックはすごいからね。

1R、江川の圧力からのパンチをいつもアウトボクシングで交わす椿原。

パンチの交錯で、椿原がうまく江川をプッシュ。これに江川、ムッときたか更に圧力を強める。椿原はこれに耐えて最後まで軽快にいけるか?
好対照な二人のスタイルがガッチリ噛み合う見応えのある試合。

さあ2R、江川はもっと来るだろう。
椿原の離れ際が楽しみだ。

2R、椿原、前蹴り、ミドル、インローでアウトボクシング。飛び膝ボディも当たらずも印象はいい。
江川、やや攻めあぐねている。「ちょこまかとうっとおしいなあ」と内心思っていそう。しかし、それで焦ると椿原の思うままになる。

このRは椿原のRか!

3R、椿原、まだスピードはほとんど死んでいない。このままポイントアウトできるか。
江川の圧力がやや弱い。逆におびきよせて技を返すつもりか。しかし、ややポイント有利なのは椿原(取り切れていない可能性もある)。

椿原、当てる。
江川、返す。
それを椿原、かわす!

こ、これは!

最終Rも終盤、当たらずともハイキックをガード越しに当てて好印象!

さあ、ジャッジはどう取るか!?

椿原2-0で金星!!



入場してくる山崎秀晃を見たとき、KrushのWILDRUSHリーグを思い出していた。



安保瑠輝也vs山崎秀晃

山崎が一発当てたら止まらずにらっしゅばらまらわららた!わ」わ!わ!らわろたんは、た!わ!わ!や!れま!わ!らやな、たゆゎまゃゎぶ」もねわほな、ーま、やら、た、ま


山崎にとっては捨て身の戦法が見事にハマった。
「自分にはこれしかない」と信じた戦い方で!


【佐藤嘉洋個人的ベストバウト】
朝久泰央vs弘輝
【佐藤嘉洋個人的MVP】
山崎秀晃

明るく生こまい
佐藤嘉洋