鳴くまで待とう時鳥(ほととぎす)…機が熟するまで辛抱強く待とうということ。
▼「鳴かぬなら」の句に続けて、気の長い徳川家康が詠んだとされる句。短気で怒りっぽい織田信長は「殺してしまえ時鳥」、自信家の豊臣秀吉は「鳴かしてみせよう時鳥」と詠んだとされる。
【考察】
「詠んだとされる」ということは確証はない訳だ。
事実ではなく伝説かもしれない。
私ならこうだ。
「鳴かぬなら
明るく生こまい
時鳥(ほととぎす)」
遡ってみたら2011年はこうも詠んでいた。
#辞書の旅
明るく生こまい
佐藤嘉洋