▼皆さんこんにちは。ぶる~と通信編集長の佐藤嘉洋です。私はプロキックボクサーを引退するときに決めたことがいくつかあります。その中の一つに、『プロ選手を育成しないこと』があります。


▼昨年は、AbemaTVの人気番組『格闘代理戦争』でコーチ役をやったり、監督役に就任したりと、擬似選手育成に関わることができました。もちろん何日かはちゃんと練習を見ましたが、本当の選手育成というのは毎日でも選手の面倒を見る覚悟が必要です。「私の指導のおかげで選手たちはよい結果を残せました」と胸を張る資格はございません。


▼終わってみれば、短期間でもこのチームメンバーと組めたことは、「選手を育成しない」私の人生にとって幸運な経験でした。また、快く選手を派遣してくださった各ジム・道場の関係者にも深く御礼申し上げます。今後はSKR連合ではなく、元いる場所で各自それぞれの目標に向かってがんばってくれることでしょう。相談事ならば、いつでも親身になって答えるつもりです。また会いましょう。


▼私は、プロ選手の育成ではなく、広める方に廻りたいと現役時代から考えておりました。中学2年生のときに始めたキックボクシング。当時は「ダサい」と貶されました。今は「カッコいい」と褒められます。フィットネスとしての選択肢にはほとんど入っていなかったキックボクシングが、今は東京をメインにして火が点きはじめております。私は「キックボクシングで名古屋から日本を元気に」したいのであります。なにとぞ、よろしくお願いいたします。


http://brht.jp/seikotsuin/2020/02/brht145.html


#格闘代理戦争

#SKR連合

#ピーターズ

#ぶるーと通信


明るく生こまい

佐藤嘉洋