池田幸司vs豊田優輝
共に格闘代理戦争で戦った池田が名古屋へ。
同じ愛を知る県のトップ選手として奮闘している鈴木博昭会長の愛弟子・豊田。
二人共いい技術。
削り合う好試合。
最終R、時折繰り出していた池田の顔面膝がヒットしダウン奪取!
しかし豊田パンチで大逆襲!
判定は池田!
両者ナイスファイト!
斎藤祐斗vs 提髪和希
中学校の頃からずっと一緒にキックをやってきた戦友、杉浦磨の愛弟子、斎藤。
1R、アウトボクシングでキレのある攻撃を繰り出す斎藤。圧力をかけて受けた後のパンチを狙っている提髪。
スリリングな展開。
終盤、提髪のカウンターがヒット!
2R、斎藤のボディが有効だが、提髪のパンチにバランスを崩し、ダウン。
その後のパンチで崩れ込むように倒れ、提髪のKO勝利!
新美貴士vs高橋直輝
強敵との対戦が続いた古巣・名古屋JKファクトリーの新美!
現役時代の小森会長にそっくりのファイトスタイルに見える。
初回から圧力をどんどんかける新美。
高橋も2Rには出てくるであろう。
2R、奥足が有効的な新美。
ローブローを当ててしまうものの、新美はパンチでダウンを奪う。
高橋は下がりながらパンチを返すが苦しい展開。表情もキツそうだ。
3R、新美のラッシュでスタンディングダウン!
最後は高橋の反撃を許したが、新美、地元で判定勝利!
名古屋物販コーナーになにとぞ君グッズが陳列。
K-1非公式キャラクターのタローくんに宣戦布告。
しかしもはやK-1とは何の関係もない商品札。
前日計量のとき、ある関係者に問われた。
「嘉洋くん、これどうしたいの?」
「特に決めていません。とりあえず楽しけりゃいいかなと」
なにとぞ君シール1枚100円(税込)
なにとぞ君クリアファイル1枚200円(税込)
なにとぞ君Tシャツ3300円(税込)
泰斗vs松岡翔大
K-1名古屋前身の名古屋Krush第1回目から出場している名古屋のお祭り男、泰斗。
相手は名古屋の大学生ファイター松岡。
なんと松岡がベテラン相手にハイキック空振りからの後ろ回し蹴りにより1Rで豪快なKO勝ち!!
プレリミナリー最終試合は衝撃の結末!
1R、サウスポーの橋本の右フックのタイミングバッチリ。
松本からは組際の押し込み方に狂気を感じる。
殺気に溢れた第1R。
2R、これは技術の高い若者のケンカだね!
絶対に負けたくないとい気持ちが交錯し合っている。
1Rはやや橋本、2Rはやや松本か。
しかしP差はないだろう。
3R、両者バックブロー!
てめーこのやろー、という気持ちが前面!
橋本やや消耗も、パンチで を当てる。
この二人、本当に実力伯仲。
さあ、判定は!?
ドロー!
延長だ!
延長R、こういう消耗戦では前に出る方、圧力をかける方が有利なことが多い。
圧力は松本。
が、橋本のパンチも生きている。
難しい判定だが、やや松本か!?
判定は…松本!
強敵橋本相手に2連勝!
KANAvsクリスティーナ・モラレス
K-1女子の砦、KANA。
早いステップワークでモラレスを翻弄。
しかしモラレスのテンカオが有効。
だがKANAの勢いが圧倒的。
女子離れのパンチで会場を沸かせる。
モラレスの直線的な攻撃にやや面食らうKANA。
モラレスのワンツーからの返しの左STが有効。
最終R、中盤から意外と苦戦し始めたKANA。
けっして負けてはいないが、決勝のことを考えるとやや心配だ。
大振りの目立つKANAに、モラレスは細かいパンチをカウンターで入れる。
しかしようやくそのハードパンチがヒット!
ダウンを奪ってKANA、決勝進出!
ヨセフィン・ノットソンvsメロニー・ヘウヘス
互いのパンチで距離が近くなることがありクリンチがやや多い序盤。
ノットソンの前蹴りが効いたか、メロニー若干失速。
2RはノットソンのRか。
3Rもメロニーは元気なく、ノットソンペース。
ノットソン決勝進出!
その後はバタバタで…
後半の見どころ解説をしたり、大村知事、河村市長の隣でK-1の解説をしたりしていました(緊張した)。
武田邦彦先生、nobodyknows+のDJミツさん、SEAMOさん、DJShuuzさんなど、地元の著名人の方々も多数来ていただきました。
また、日頃から大変お世話になっており、K-1名古屋大会にもご協賛いただいた株式会社エントリーさま、株式会社インディバルさまにも多大なご支援をいただきました。
会場内でも「バイトするならエントリー」のCMにもメインで出演しておりました。
明け方から撮った渾身のCMです。
ぜひご覧ください。
本戦の中盤からはほとんど実況できませんでしたが、所々試合は観ておりました。
その中から個人的MVP&ベストバウトの発表です。
【佐藤嘉洋個人的MVP】不可思
大和哲也とのパンチの打ち合いを制してのKOは会場も爆発したし、裏解説中の私も思わず立ち上がって叫んだ。
【佐藤嘉洋個人的ベストバウト】野杁正明vsハッサン・トイ
ハッサン・トイの実力は本物で、それを乗り越えた野杁正明もやはりというか当然本物だった。
K-1のツイッターでのハッシュタグは『#k1wgp』。
wgpは、ワールドグランプリの略である。
今回、ハッサン・トイ、スリヤンレックといった世界トップレベルの実力を誇る選手を招聘できたことは、新生K-1として大きな一歩になったことであろう。
願わくば、本戦第1試合からこのような対戦を実現できたら……と思うとヨダレが出てきそうだ。
先ほど行われた一夜明け会見では、特別実行委員という立場から今後の願いも込めて、野杁正明vsハッサン・トイ、武居由樹vsスリヤンレックといった世界トップクラスの戦いを繰り広げた2試合の言及とさせてもらった。
明るく生こまい
佐藤嘉洋