佐々木大蔵vs鈴木勇人

拮抗する展開の中、最後の最後で佐々木が右STで試合を決定づけた!
技の引き出しの多さで佐々木が粘り強く判定勝利!


山崎秀晃vs瑠久

山崎が下から突き上げてくる瑠久を1Rで粉砕!
瑠久も途中、パンチが見えてきてしっかりと攻撃を返し、逆転する気満々。
しかしそこからも山崎の強烈なパンチ、そしてラストはかけ蹴りでノックアウト!!

これは凄い!

山崎にとっては3年以上ぶりのKO勝利らしいが、KOのイメージが強くて全然そんな風には思わなかった。


城戸康裕vs神保克哉

城戸マジックにハマってしまい、付き合ってしまった神保。
良いところを出せずに敗北。
世代交代ならず。

自分のスタイルを確立している城戸相手に、同じように付き合ってしまうと日本人にはなかなか難しいか。

試合後、城戸康裕は来年からドーピングチェックの提案。

K-1MAXのトーナメントでは、1試合終わるごとに尿検査があった。
2007年の日本トーナメントにおける尾崎圭司さんとの激闘で、決勝戦へと向かう前の尿検査で鮮血の血尿が出たときには、心底ビビったものです。

ドーピングはやれない環境に身を置くことが一番吉。



卜部弘嵩vsジャオスアヤイ

卜部はジャオスアヤイのローをまともに受けてしまう。
ジャオは足払いでペースを掴むと、左フックを効かせ、ダウンを奪う。
詰めにかかったジャオに、なんと卜部は右フックでダウンを奪い返し、2Rへ!

勢いづいていた頃の卜部弘嵩にはこれがあった。
運をもたぐり寄せる必死の姿勢である。

2R、相変わらずジャオスアヤイのローは効果的。
しかし、これまでも卜部はローを足に受け続けながらも、勝利を掴んできた男。

しかしジャオスアヤイは強烈な左ミドルだー!
しかししかし卜部もパンチを返す!
前半はロー、ミドルでジャオスアヤイ、終盤はパンチで卜部か!?

3R、卜部の右腕は明日はもう箸も持てないでしょう!
そのくらい強烈なミドルを受けている。

プレッシャーは卜部がかけ続けてタイムアウト!
めちゃくちゃ良い試合だった!

卜部の逆転2-0で判定勝利か!?

いや、1-0で延長!

これは死闘。
普通の人が思っている以上にキツイ試合。

延長R、卜部が前に出てる。
ジャオスアヤイは下がりながらのミドル、ロー。
それがポイントになり、ジャオスアヤイの勝利。
K-1のリングは前に出る姿勢も評価されるので、2-1で卜部かと思ったが、あそこまで強烈なミドルであれば下がってもポイントになることが判明。


愛鷹亮vsヤン・ジュウン

カリミアンが前日の欠場で急遽代打のヤン。
愛鷹もアグレッシブに攻める。
準備不足のヤンは肩を脱臼。
愛鷹KO勝利。

愛鷹には暫定王座をあげたいくらいだ!


林健太vs金子大輝

さあ、注目のミャンマーラウェイの金子の登場である!
金子、サウスポースタイルから一気に踏み込んで攻撃を仕掛ける。
林はやや戸惑っているか。
金子のインローは遠目から打つ分、金的が心配だ。

1R終盤、林がパンチのカウンターでダウンを先取で終盤まで林猛攻。

1R終了後にダメージが深くて倒れ込んだ金子。
2Rはどうだ!?
ダメージはそんなに早くは回復しない。

林が右STでダウンを奪い、最後は追撃のダウンを追加で林のKO勝利!

金子はK-1ルールにもなれてもらって、ぜひとも個性を活かしてがんばってほしい。


魔裟斗表解説、佐藤嘉洋裏解説です。
名の通り裏話ばかりでやっておりますのでぜひお越しくださち! 




ジョーダン・ピケオーvs近藤魁成

魁成にとっては高過ぎる壁、ジョーダン・ピケオー。

野杁正明が破れた今、誰がピケオーに勝てるのか。
K-1大阪大会で松岡力に衝撃的なアップセットを起こした魁成ならひょっとしたらやってくれるのではないか。
そんな期待と共に、みなで見届けましょう!

1R、お互い良い距離。
世界レベルはこの距離感。
ずっとコンタクトし合う。

魁成、ピケオーの圧力にやや押され気味。
しかし回りながら細かい攻撃を当てている。冷静。
ピケオーが前に出るも、先手を打つのは魁成か。

魁成の膝がヒット。
ピケオーはやや空回り。

このR、もしかして魁成とった!?



2R、川村ゆきえが結婚しても佐藤嘉洋ランキングは止まらない。
K-1ガールズは今日も美しい。
さらに圧力を強めるピケオー。
細かい攻撃を当てるのは魁成。
しかしコーナーに詰められてのパンチで魁成、たまらずダウン。
遠目からはわからないが、魁成かなり消耗していたか。

魁成、力なく倒れ込み、ピケオーが圧巻のKO勝利!

木村"フィリップ"ミノルvsジョーダン・バルディノッチ

さあ、ミノル!
ミスターKO。

1R、途中ミノルの飛び膝ボディが効いたような気もするが、ジョーダンも完璧にはペースを握らせない。

2R、うまく前蹴りを合わせてミノルの前進を止めるが、ミノルの圧力とボディに耐えられず、ピケオーのKO勝利!

さあ、大きな怪我がなければ名古屋大会もぜひ!!


今回はスタジオ移動やリング上挨拶で行ったり来たり。
ちゃんと見れてる試合と見れていない試合があり、また、観る位置や観る媒体もバラバラだったので、恒例のTwitter実況の際にはなかなかに難儀した。
隊長のようにどっかとは座っていられないから(笑)


しかしなんとか任務(誰からのだ?)を果たそうと、佐田さんとのかけ合いの直前まで「すんません、ちょっとこのツイートだけアップしていいですか?」と実況させていただきました。

だから今回はあまり自信がありません。
自分が観れる限り全力で見た結果のMVPとベストバウトの発表になります。



なにとぞ、よろしくお願いいたします!

【佐藤嘉洋個人的MVP】
山崎秀晃
【佐藤嘉洋個人的ベストバウト】
卜部弘嵩vsジャオスアヤイ

明るく生こまい
佐藤嘉洋