経営者としては当たり前のことなんだけど、完全にオフという日は一日もない。

必ず何かしらの仕事がある。

ジムに立っているときは接客業、原稿を書いているときは文筆業、講演などで話すときはある意味芸能業、24時間休みなくメールのやり取りなどなど、いろいろとやり過ぎている。

しかしながら、すべての原因は何もかも行動して生み出した自分そのものである。

責任は自分自身にすべてあるのである。


ただ、ジムに立っているときは他のことを忘れられるので、気持ちとして楽ではある。

頭も使うけれど、いつもとは違う使い方をするので心地よい。

今日はたまにの一人勤務。


営業終了後は一人でジムを清掃する。

こんないい加減な私だが、仕事においての掃除には手をかけている。

いつお客さんが来てもいいように綺麗に清掃されている。

数年前は掃除しながら涙した辛い日々もあった。

しかし、正社員ゼロの状態から3人に増えた。

たまにの大嫌いな掃除など、あのときに比べたら楽勝である。

ピカピカにしておこうじゃないか。


掃除をしっかりやれるということは、気持ちに余裕があるという証拠である。


掃除をしっかりやれる精神状態にさせてくれてありがとうございます。


とスタッフに感謝した。


また、今日来てくれた会員さんに感謝をし、そしてそれから、今日は来れなかった会員さんに感謝をするのである。

ありがとうございます。


私が生活して今日も笑っていられるのは、会員さんのおかげです。


そういう気持ちで仕事を終えたあと、暗くしたけれどピカピカの明るいジムで一人コーヒーを飲み、近所の草餅の名店の草餅と共に、速やかな糖分補給をするのであった。


店内BGMはチャイコフスキーの『くるみ割り人形』です。



明るく生こまい

佐藤嘉洋