SEIYAvs鈴輝勇太


大阪のクラブでの試合を見てから一目置いているSEIYA。

試合前日にはミナミでばったり。



SEIYA、パワフルなパンチとコンビでKO狙いの展開。

鈴輝はコツコツ流行りのカーフキックを繰り出す。

中盤からやや鈴輝のカーフキックが効いてきたが、SEIYAがパンチのヒット数で上回り、判定勝ち。


黒田斗真vs野田蒼


サウスポーの黒田。

オーソドックスの野田。

両者攻撃にキレはあるが、手数が少ない。

野田がミドル、スーパーマンパンチからのラッシュでやや主導権を握るも、両者共に時折距離を外してしまう試合。

お互い技術も高く、キレもあるだけに勿体ない試合展開。

判定はドロー。



新美貴士vs斗麗


1R、新美前に出てコツコツローも、斗麗の細かいパンチが有効!

2R、ラウンド終盤、斗麗のボディとローで新美はやや棒立ちに。

技の魅せ方では斗麗が一枚上手か。

3R、新美、最後まで決して下がらず逆転を諦めない姿勢。


両者ナイスファイト!


判定は斗麗。


そして本戦へ!



高校の先輩、矢野武アナウンサー!

拳を合わせた魔裟斗さん!

記者時代からもう10年近くの付き合いになる中村プロデューサー!

ちなみにツイッターでのK-1のハッシュタグは、#k1_wgp から、#k1wgp に変更になった模様。




K-1大阪大会を締めくくる二人もリングイン!

皇治vs大岩龍矢!



KANAvs真優


1R、真優の前手の左STがら2発ヒット。

KANAも左右フックが冴える。

2R、圧を一段増すKANA。

ローからのアッパーが何度もヒット。

真優のバックブローはダメージには至らない。

3R、左ミドルでボディを効かせたKANA。

強引に倒しにかかるが、真優も気持ち強く倒れない!


最後はKANAが怒涛のラッシュを決めて判定勝利!


行きのタクシーで、運転手さんに尋ねられたので今日はK-1があることを教えてあげた。

「最近の女子は強いですもんね〜」と運転手。

「今日は一番強いKANAという選手が出ます。ぜひ覚えておいてください」


と愛知県の隣の三重県出身のKANAの宣伝をしておいた。



椿原龍矢vs蒼士

ヒットアンドアウェイに更に磨きのかかってきた椿原。

速い椿原に蒼士はやりにくそうだが、パンチの打ち合いでは全く怯んでいない。

逆に蒼士はローで椿原の足を止めにかかり、パンチをやや当て始めた。

実力派同士の試合は終始拮抗状態!


判定は…ドローか!?


失礼!

2-0で蒼士の勝利!!



松岡力vs近藤魁成

めちゃくちゃ楽しみだったカード。

近藤にはかなり厳しい実力者、松岡が相手。

1R、互いに牽制する中、近藤がキレのあるハイで先制。

会場をどよめかせる。


!!、まばら!


近藤が右フックでダウン先制!


^_^ははまはまはま


なんとそのままKO!!

すごい!!!まはまら!!!


近藤魁成、木村ミノル戦を経て完全に化けたか!!



篠原悠人vs川崎真一朗

川崎のボクシングテクニックの向上。

ジャブが冴える。

身体もいい仕上がりだ。

1R、静かな立ち上がりも両者の間に張り詰めた空気が流れる。

2R、両者共に蹴りがやや少ない中、川崎が左フックでダウン先取!!

しかしすぐさま篠原が逆転のダウンを奪取!

そして篠原が2ダウン目も追加。

川崎万事休すか。

しかし何とか持ちこたえて3Rへ。


3R、敗戦を繰り返していたあのときの川崎はもういない!

篠原の猛攻に全くめげず、パンチを打ち返す!

しかし篠原の自力がやや優っていたか、最後はダウンはないものの篠原ペース。


しかしこの試合、どちらかがもう少しキックを交えていたらまた全然違う結果になっていたかもしれぬ。



大和哲也vs近藤拳成

哲也、今年初の試合。

拳成とのハードパンチ対決。

1R、拳成のパンチをよく見ている哲也、しかし、拳成もまた、哲也のパンチをしっかりとブロック。


2R、哲也出てきた!

技のバリエーションは哲也が豊富。

拳成もいい右を当てるが、哲也も右を効かせる!


3R、拳成、哲也の右フック?でダウン!

途中、拳成の右STが何度もあたり、まさかの形勢逆転? も思わせるが、拳成あと一発が出ず。

いや、哲也が出させなかったともいえる。

更に哲也がダウンを奪い、大差の判定勝利。


しかし近藤もパンチを哲也に効かせたのも事実。

キャリア差を考えたら大健闘だったのでは?



山崎秀晃vs平山迅

ツイッター厳禁の試合である。

打ち込んでいる間に終わっているかもしれないからだ!

山崎、大振りで打ち合いにいく中、平山が一発カウンターをヒット!

少量の出血で山崎にドクターチェック入るが、全く意に介さずキレのあるパンチで攻め立てる。

しかしそこで平山はハイキックをヒット。


2R、今度は山崎がかけ蹴りで魅せる。

また、1Rとは一転、山崎は下がりながらの攻めに作戦変更か!?

終盤、バックキックで平山にダメージを与える!


3R、山崎の右アッパーがクリーンヒット!

平山の腰が落ちるも持ちこたえる。

平山のローも有効だが、山崎も飛び膝を当てる!


山崎判定勝利!



2007年のK-1MAX日本トーナメント準決勝で戦ったトルネードスター尾崎圭司さんと。

今はK-1を裏から支えるスタッフとして奮闘している。



休憩明けのリング上で12月28日のK-1名古屋大会のPRタイム。

不可思、ノエル・マナートと共にリングイン。

しまった!

終わってから後悔。



マイクで「K-1名古屋大会を、なにとぞ!よろしくお願いいたします!」と「なにとぞ君」を匂わせておけばよかった。



シナ・カリミアンvs愛鷹亮


1R、強引に倒しに行こうという気持ちが強すぎするシナ。

R終了時にはかなり消耗しているように見えた。

持ち堪えた愛鷹はどう出ていくか?


2R、シナ、スタミナ切れ。愛鷹盛り返す。


3R、愛鷹右のオーバーハンドで一発KO!


これは先週のRIZINの堀口朝倉級か!?

会場総立ち!

パンチは出さなきゃ当たらない。


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明るく生こまい

佐藤嘉洋