実相観入(じっそうかんにゅう)…斎藤茂吉が提唱した歌論。
正岡子規の写生論を発展させ、表面の写生にとどまることなく自己を対象に投入し、自己と対象とが一体になった世界を如実に写しだそうとするもの。
【創作】
せっかくなので実相観入を用いたっぽい短歌を。
庭にある
アスパラガスの
成長は
日一日と
急速な伸び
【解説】
写真は1日1回毎朝写真を撮ったもの。
4日でこんなに成長する。
自然の脅威を感じる。
4日目、これを折って生のまま齧って食べさせていただきました。
このお命、ご馳走さまでした!
#短歌
#辞書の旅
明るく生こまい
佐藤嘉洋