誰かに誰かを紹介して、自分抜きに仲良くなると嫉妬して怒る人がいるけど、それは勿体ない感情。
私は嬉しさ99%。
人脈は、独り占めしようとすると、限定されて逆に狭まってしまう。
自分はその人たちを双方共に好きで、きっと合うと判断したから紹介したんでしょう？
あとは放っておいても問題なし。
だから残りの1%は、たまには私も混ぜてよねっていう気持ち。
人を紹介する、というのは責任重大なことだと認識している。
というのも、まだ20代のときに、
「佐藤、お前の力で人を集めてくれ。久しぶりにみんなで飲もう」
という久しぶりの友人の頼みに嬉しくなり、張り切って人を集めて楽しく飲んだ。
しかし、件の友人は、後日、参加者に対してネットワークビジネスやネズミ講、マルチ商法などの勧誘をしていた。
自分には誘いはなかった。
「お前が声をかけてくれたおかげで俺も動く気になったんだ。ある意味、お前のお陰だよ。ありがとな！」
と、彼の気を何も知らずに無邪気に肩を組んでいたから、さすがに気が引けたのかもしれないし、平和ボケしたバカなやつ、と判断されたのかもしれない。
それから人を紹介するときには、相手に迷惑がかからないよう極力気をつけている。
だから私が誰かと誰かを紹介するときは、双方共に好きな人で、双方共に信頼していて、さらに双方共に気が合うはずだ、と個人的に判断した状態だ、ということをわかっていただけたら幸いです。
私個人は、軽いノリの紹介にも気軽に乗りますが、宗教とネットワークビジネス、マルチ商法、ネズミ講の話には、たとえ良い商品でも興味はありません。
「おい佐藤、これはリスクゼロだよ」とよく言われますが、それはお金でしか人生が見えていない証拠。
目がマークになっている人に何を言っても無駄なので、そっと距離を置く。
リスクはゼロじゃない。
けっしてゼロじゃない！
大事な友達を失うリスクがある。
人はどこかで変わり、またどこかで変わる。
それに気づいたら、また付き合いましょう。
PS
私もどこかで変わり、またどこかで変わる。
明るく生こまい
佐藤嘉洋
ーーーーーーーーーーーーーーーーー