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2015年は本を何冊読んだのだろう、と読書記録サイトを見返してみたら48冊だった。

私の読書は速読ではなく、一冊一冊じっくり見るタイプなので、この冊数はまあ及第点と言っていいだろう。
今年も幅広い内容の本を読むことができた。
それができたのも、作家としてのスポンサーについてくれている豊田市の原田屋書店のおかげでもあり、また、種々の本を勧めてくれる友人知人のおかげでもある。
ここに深い感謝を記したい。

世の中に埋れているたくさんの叡智の一部を教えていただいてありがとうございます。

さて、2015年の48冊、どれもこれも思い出深いが、その中でも10冊ピックアップしてみよう。
それぞれの本の感想に関してはリンク先から読んでもらおう。

佐藤嘉洋読書記録(2014年12月以降の読書記録)

ショーペンハウアー『読書について』
1月、インフルエンザにかかった娘を抱っこしながら読破した。私自身も予防注射したのにインフルエンザにかかった。意味ねえじゃん、とムカついたのでもう打たない。

大島淳一『マーフィー100の成功法則』
引退後も快くスポンサーを続けてくださり、製品のアンバサダーにも起用してくれている社長からいただいた本。引き寄せ、などの成功哲学の始まりではないだろうか。寝る前に感謝の時間を作ることにした。

佐藤勝彦『気が遠くなる未来の宇宙のはなし』
宇宙規模で物事を考えていると、何もかもが意味のないことじゃないか、という感覚になり、小さなことで悩む自分がどうでもよくなる。宇宙規模で考えると生きていても何の意味もないのである。

ニーチェ『ツァラトゥストラ』
気違い小説。この本が書かれたのが読書以外にも娯楽が溢れる現代だったら、世に出ることはなかっただろうと思われる。自分の中で咀嚼して、自分の中で答えを見つけ出す本。意地で読破した自分を褒めてやりたい、と嘉洋は言った。

森達也『死刑』
この人の凄いところは、人が見たがらない世の中の闇の部分に潜り込んで教えてくれるところだ。
物事は一面的ではなく、多面的に見る視点を教えてくれたことを感謝している。重罪人を簡単に「死刑にしろ」と世論は叫ぶが、人の命を奪うことはそう簡単ではない(それが簡単に人の命を奪ったクズのような人間だったとしても)。

元少年A『絶歌』
子供にも読ませたい秀作、と書いたらずいぶん叩かれた。なぜ人を殺してはいけないのか、というテーマを筆者なりに導き出しているからタメになった。遺族感情がどうのこうのは私には関係ない。実際に遺族ではないので。
私は冷たい人間なのである。
この本の背景などは一読者の私には関係なく、この本の内容がタメになるかどうか、を考えた結果である。人それぞれの意見があるので、反対意見を言ってくれた方には敬意を表する。
ただし、「あなたのような立場の人が、こんな本を読んではいけない」というコメントにだけは賛同できない。あなたの都合を私に押し付けないでほしい。私とあなたは違うのだから、別にいいんじゃないか、と。

江戸川乱歩『人間椅子』
佐々木希の家のソファーの中に入っている自分を想像してみた。そうか、あの美尻の中の美尻が、ソファー越しにぬくもりが伝わってくるのか……ゾッとしますわね。気持ち悪っ。

喜多川泰『書斎の鍵』
本を読んだ翌日に、自分だけの秘密部屋に大きな本棚を入れた。そこに何が入っているかって、川村ゆきえのDVDと中村静香と佐々木希と佐野ひなこの写真なのだけれど。

執行草舟『生くる』
これは本当に驚いた本。難解なので読破するだけでも一苦労だったが、電車の中でコツコツと読み進めた。
一生本棚に入れておきたい一味違う哲学書。

岸見一郎『嫌われる勇気』
これまた驚いた本。ある程度実践できている部分もありつつも、新たな学びも確かにあった良書。

簡単に10冊を挙げてみたが、その他の38冊も確かに私の血となり肉となった。
今年の一冊を選ぶとしたら、

執行草舟『生くる』

かな。
ただ、本当に難しい本なので、生半可な気持ちじゃ読破できないだろう。

さて、私には自分流の読書法がある。 

①気になったり、タメになった言葉のページを折る
②読書記録サイトに自分の読書感想文を書く
③他人が投稿した読書感想を一通り見て、違う立場からの読書感想も取り入れる
読んだ本を10冊程度溜め込んだら、折ったページの文章をノートに書き写す
⑤もらった本、手元に残しておきたい本を本棚に入れて時折眺める

これを行うことで、読書の効果が普通に読むよりも数倍身になる、と自己満足している。

私が初めて読んだ小説は、ジュール・ベルヌ『神秘の島』だ。
小学校3年生だったろうか。
わんぱく少年でありながら、図書館にも足繁く通う変な子供だった。
それからしばらくは図書館から足が離れていたが2006年9月からまた図書館通いが始まり、種々の本を遅読ながら読み込んだ。
結果、2012年に講談社で連載が始まり、ベストパートナーともいえる編集がついて文章力が飛躍的に向上し、2013年には作家デビューを果たした。

ちなみに、処女作『1001のローキック』は、アマゾンの在庫は売り切れ、1200円の定価が、現在は2000円超えのプレミア本となっている。
いやはや、驚きである。
増刷かかってもいいんじゃないか、とも思うのですが、いかかでしょうか。

私の読書法は謙遜して「自己満足」と言いつつも、確実に結果は出ているのである。
よかったらお試しあれ。

明るく生こまい
佐藤嘉洋

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佐藤嘉洋の経営しているお店。

佐藤嘉洋VIPパーソナルトレーニング
場所・名古屋JKF(完全貸切)
料金・1人20000円(税別)
時間・平日午前9時~13時
お問い合わせはこちら
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