中谷嘉孝さんの著書「小さなお店ひとり勝ちの秘密」を送ってもらいました。
中谷さんとは2007年か08年くらいに美容雑誌での対談でお会いしました。
モンキーフリップ代表の岸正龍さんのご紹介でした。
前著の「あの小さなお店が儲かり続ける理由」も、当然読ませてもらいましたが、前著に引き続き、大変勉強になりました。
むしろ今作の方が、文章力というか表現力が豊かになっていて、ビジネス書でありながら小説のような味わいがあります。
そしてまた、嬉しかったのが参考文献として拙著『1001のローキック』が使われたことです。
文中にはそれとなくわかる一説、表現もあり、読みながらニヤっとしました。
こういうの嬉しいですよね。
お客様に対して、正しいえこひいきを
本を読んでいて一番共感した部分です。
少し前の携帯業界は新規顧客を獲得することに躍起で、既存顧客は置いてけぼりの状態でした。
自分は一つのところを気にいると、とことん付き合っていきたいタイプなので、数年前の携帯業界にはちょっとガッカリしていました。
コロコロ変えていくのが一番得じゃん、ってな。
これはジム経営にも通ずると思います。
名古屋JKフィットネスは新規会員さまに入会して頂くことももちろん大事なのですが、それ以上に既存会員さまを大事にしたいと考えています。
せっかく入ってくれた会員さま一人ひとりとなるべく長く付き合っていきたいからです。
この点で、嘉孝さんの考えは共感できますし、経営者の先輩として非常に刺激を受け、また勉強になりました。
経営は、一本の木に例えられます。
根っこだけ育っても、幹や枝、葉がなければ「木」としては成立しませんよね。
だから私はこう考えています。
根っこ…人間的な成長を促す哲学書、古典
幹…歴史に残る大事業を為した会社の経営哲学
枝…自分の経営業態に近い会社の経営哲学
葉…小手先のマーケティング手法
全部、経営をしていく上では大切なことだと思います。
しかしながら根っこが一番重要なので、比率としては、
根っこが50%、幹が30%、枝が15%、葉が5%
という感じで学んでいきたいです。
経営者の仕事で大事なことの一つに、常に勉強し続けることがあります。
全部、自分の身にかかってくることなので、私も必死なわけです。
勉強嫌いの人は、絶対に経営者にはならない方が身のためです。
自己破産必至です。
中谷嘉孝さんとの出会いも、これまた尊敬する経営者であり、アホなことを話し合える友人の岸正龍さんがいたから。
岸さんと出会えたのも、以前仕事で一緒になった内海岳彦さんがいたから。
内海さんと出会えたのも、ヒューマンアカデミーの仕事を斡旋してくれた葉山先生がいたから。
葉山先生と出会えたのは、飛び込みでジムに講演の仕事を持ち込んできてくれた毛受(めんじょう)さんがいたから。
毛受さんと出会ったのは、23歳のときだから、かれこれ10年の縁の繋がり、なのであります。
全ての人は、細いけど、強い強い縁という糸で繋がっています。
あなたにも良き出会いを。
明るく生こまい
佐藤嘉洋
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Krush45 in Nagoya
佐藤嘉洋vs山崎陽一 放送日程
放送局『GAORA Sports』
ラスト1回！！
10月16日(木) 23:00 ～ 26:00
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