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↑名古屋vs東京の先鋒戦に出場の泰斗選手のコスチュームを拝借。

試合前日。
計量前に自宅の風呂で半身浴をしながら汗を出しているところです。
風呂ではいつも読書をしているのですが、3ヶ月ほどかけて風呂1回につき10ページ読み進めていた村上春樹の質問集を先日読了しました。
あ、ちなみに風呂1回につき、とありますがジムで入ってきたり、季節柄シャワーのみだったりするので、結構な時間がかかりました。
私自身がWEB上で連載している「1001の首相撲」の参考資料として勉強させて頂きました。
質問は難問愚問なんでも受け付けています。
どしどし質問をください。

その他にも今は積読本がたくさんあるので、それを順調に消化中です。
積読本(つんどくぼん)というのは、買うだけ買って部屋に積んである未読本のことです。
ビジネス書、自己啓発本の名著はそれなりに読んだので、今はもっぱら小説が多いです。
村上春樹、道尾秀介、伊坂幸太郎、東野圭吾、いしいしんじ、原田マハ……

うわっ、メッチャ汗出てきた!

風呂に入る前にコーヒーを一杯飲んだのが効いたのかもしれません。
利尿作用万歳。
ちなみに水抜きをしているときのオシッコの色はとても濃くなります。
普段の生活でも濃い人は、水分補給のバランスが大きく崩れているかもしれません。
私生活を見直しましょう。

さて、試合のことです。
対戦相手の松倉信太郎選手が記者会見などで、私が彼のことをTwitterで呟いていたりすると「俺のことを考えてくれて嬉しい!」と言っています。
こういう怖いもの知らずの状態のファイターというものは、こちらとしても驚異なわけであります。
恐れを知らないときのボブサップの強さを見ている皆さんならお分かりのことと思います。
あのミスターパーフェクトでさえ、二回も粉砕されたのですから。
そこをいかに冷静、かつ熱く戦えるか、なのであります。
ここ3戦は熱さなど関係なく、徹底的に冷静に戦い、ブーイングもどこ吹く風、勝利にしがみつきました。
そのおかげで3連敗のあと、3連勝。
勝ってきた相手も、それを誇れる強豪揃いです。
多少は復権した感もあり、ですが、ハミケツ健太選手に負けたKrushのリングで再度勝たなければ、完全復活ののろしをあげることはできません。
ちなみにKrushのリングはルールとは裏腹に相性は良かったんです……ハミケツに負けるまではっ……(ハミケツに負けて通算4戦3勝1敗)!

ここで勝たねば!
ここで、勝たねば!

今回は熱さを完全排除した戦いに、少しだけ熱さを加えてみよう、と意識してみます。
小森会長からは「逆に勝率は上がると思うよ」とのアドバイス。
明日のリングにはどういった精神状態で上がることができるのか。
自分でも楽しみあり、怖くもあります。
試合前は震えて、試合中は楽しくなるような感じになったらいいな。
いや、そうしよう。
うん、そうする。

それではまた。
明日勝利の報告をお待ちください。
神様、全力で戦うのは間違いないので、そこに少しの幸運をよろしく(無信教だけど)。

明るく生こまい
佐藤嘉洋